浮気性の人の本命になる方法

本命になりたい女の子

「浮気性の彼。遊ばれてるかも…でも別れられない。諦められない」
そんな悩みをもつ人でも思考が変われば波動が変わり、状況は変化してきます。
複数の相手と同時に付き合っている人、好きな相手が何人もいる人を好きになってしまったとき、本命になっている状態を引き寄せる方法。それは思考を変えて自分の波動を調整することです。

先に結論を言うと、

引き寄せるコツは追いかけない自分になること
・浮気性は治らない(治せない)

この2つを前提に、いい方向に向かう道をさがしてみましょう。

追いかけていないあなたは引き寄せている

追いかけていない=本命になっている

移り気な人の本命になっている状況を引き寄せるには相手を追いかけていない自分になることが基本です。
なぜかといえば、本命になっているはずのあなたはその人を追いかけていないから。相手を追いかけていない自分=本命になっている自分なのです。
「本命になれてればもう追いかけてないのは当然でしょ…」と思うかもしれませんが、実は運命の法則は原因と結果が逆になっています。先に追いかけていない自分(結果)になることで本命になっている自分(原因)を引き寄せることができるのです。

追いかけていない自分に波長を合わせる

あなたの運命はいくつもの道に枝分かれしています。好きな人の本命になっている運命はそのうちの一つです。その運命を選んでいるあなたは、好きな人を追いかけていません。追いかけていないあなたになることで選ばれている運命は引き寄せられます。

想像力を使って「本命に選ばれている世界のあなた」をイメージしてみましょう。その世界のあなたは相手を追いかけるような気持ちで過ごしていません。
追いかけていないあなたは引き寄せています。引き寄せているあなたは追いかけていません。
追いかけていないあなたのほうに合わせていきましょう。考えかた、態度、振る舞いを似せていきます。するとあなたの思考が放つ波動は本命になっている世界のあなたがもつ波動と一致してきます。選ばれている自分と同調する波動を生みだすとき引き寄せは成就するのです。

「でも、追いかけていないと忘れられそうで不安」という感情を消すのは簡単ではないでしょう。どうしたら追いかけない自分になれるのでしょうか?

「追いかけていないと不安」な自分を克服する

追わないと不安になる本当の原因

好きな人に好かれないのはつらい。愛されていないかもしれないと不安になる瞬間はだれにでもあります。
しかし、好きな人をずっと追いかけていないと不安になってしまう人と、追わなくても安心していられる人がいます。
追わずにはいられない人、追いかけなくても大丈夫な人。両者の違いはどこからくるのでしょうか?

それは、ほとんどの場合は子供の頃の体験の違いです。幼少期に親に対して感じた見捨てられてしまうかもしれないという不安が心の深い部分、潜在意識に残っているかどうかの違いが、大人になってからの恋愛に出てくるのです。

ここで大事なのは過去の記憶を引きずり出すことではありません。
愛されない不安、愛の対象を追いかけていないと不安になる気持ちの原因が遠い過去にあると気づくことそれ自体が重要です。
恋人に対して感じる不安は、遠い昔に親に対して感じた不安が間違って出てきてしまっているだけなのだと気づく。気づくことが大切です。
この気づきによって恋愛に依存したり、特定のだれかを追いかけていないと不安になる気持ちは和らいできます。
これが追いかけない自分になるための第一歩です。

自分の愛しかたがわかれば不安は乗り越えられる

忘れてしまっていた過去の体験が愛されないかもしれない不安、追いかけてしまう気持ちの原因でした。
これに気づけたら、次のステップは自分の愛しかたを覚えることです。
自分自身を無条件で受け入れて、自分で自分を慈しむ感覚を身につければ潜在意識に染みついた不安感は癒されます。

潜在意識の状態について無自覚の人は、愛されない空虚感を他人から愛されることで埋めようとします。この心理に大きな罠が潜んでいます。
自分を愛せない人は他人から愛されません。なのに他人からの愛を求めてしまいます。他人に愛されないと自分を愛せない気がしてしまう。でも自分を愛せないと愛されません。愛されないので愛されることを求めてしまう。けれど自分を愛せないので…という罠におちいっているのです。
この愛情飢餓感のループを断ち切るには、自分で自分を愛することを覚えるしかありません。
自分を愛することができれば人から愛されます。

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好きなことから始めてみよう

ではどうしたら自分を愛することができるようになるのでしょうか?
その基本は、好きなことをすること。
何でもいいので好きなことを始めてみましょう。小さなことからやってみることが何より大切です。

好きなことをしていると何が自分を喜ばせるのかがわかってきます。
自分が心地いいと思える状態、心がはずみ、魂がゆれる感覚がつかめる瞬間がきます。大げさにいえば自分が生きている理由がわかってくるのです。

あなたが好きなことをしているとき、あなたは自分に愛されています。
自分をよく理解できていて、自分を許せている状態になっています。
そのとき、好きな人に執着する気持ちはなくなっています。
もはや「追いかける人」ではなくなっているのです。
自己の内面が充実していて、いい波動を放つ人になっています。そういう人は他人を惹きつけます。自分を愛せる人は人から愛されるのです。

繰り返しになりますが、「好きなこと」はどんなことでもかまいません。小さいことでいいのです。
最近はSNSの影響なのか、「好きなこと」と聞くと何か他人に自慢できるようなすごいことを見つけないといけないと思い込んでいる人が多いようです。
すごいこと、自慢できることをさがす必要はありません。自分の好きなことを見つけるヒントは小さいことのなかにあります。
「楽しむ」という言葉も大げさにとらえてしまうと楽しみを見つけることがむずかしくなります。テレビのなかの人たちのように大きな声を出して騒ぐのが楽しむということではないのです。もっともっと自分のなかの小さな感情を大切にしてみましょう。

相手は変えられない

変わった相手はもう別人

浮気性の人を好きになってしまった。好きな人が浮気する人だった。
そんなとき相手に変わってほしいと思うのは自然な感情です。
しかし、相手を変えることはできません。
相手がみずから変わることはあるかもしれませんが、変えられるとは思わないほうがいいでしょう。

「○○なところさえなければいいのに」
そんなふうに思うことがあるかもしれません。
ですが、○○なところがなくなった相手はすでにその人ではないのです。
“○○なところがないその人”が存在する運命を創造することはできても、それはすでに別人。別の世界を生きる別の存在になっています。
あなたが好きになったのは“○○なところがあるその人”。“○○なところがないその人”と同一人物にはなりえず、あなたが今生きている運命に存在しない人ということになります。

人間の人格は複雑な要素が絡み合っているもので、単純にある要素だけを抜き差しできるものではありません。どこかが変わればほかの部分にも影響を及ぼします。小さな変化が人格全体に波及して、すべてを変えてしまうほど大きな影響になります。
いい特徴にしろ悪い性格にしろ、一部でも欠ければそれはもはや別人。都合よく“一部だけ変わってくれたその人”は存在しえないのです。
この複雑さが人間の真実性で、創作物のキャラクターとの決定的な違いです。

ちなみに、「好き」は人間のある一部分に対して起こる感情で、「愛する」の本当の意味は相手の全体を受け入れることです。

自分は変われる

相手を変えられないからこそ、大事なのは自分と向き合うこと。
たとえ相手が変わらなくても、自分が変われば相手の反応は変わってきます。
もし自分が変わっても相手の反応が変わらないとしたら、それがその相手の本性です。

自分と向き合って自分を愛せるようになったとき、あなたは愛されるべき人に愛される人になっています。
自分自身の内面をじっくり見つめてみましょう。自己理解が進むほど他人に求めるものは少なくなり、他人から求められることは多くなります。
自分自身を追いかけてみましょう。自己を追求する人はいずれ人を引き寄せるようになります。

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