引き寄せの法則で世界平和を叶えるには(再掲載)
意識されたものには思考のエネルギーが注がれます。
思考のエネルギーが集中したものは何らかのかたちをとって現実に表れます。
私たちが住むこの世界は「意識されたもの」、すなわち思考のエネルギーが集中したイメージによって構成されています。
この法則を理解すれば世界平和を引き寄せることができます。
※この記事は2017年4月14日にアップされたものの再掲載です。
平和のイメージに集中する
引き寄せの法則ではネガティブな状況を消そうと考えるのではなく、ポジティブな状況に意識を集中して実現していくことが基本です。
ネガティブな状況を消そうとするのではなく、ポジティブな状況に意識を集中する。
この基本がとても重要です。
世界平和を引き寄せるには平和のイメージに集中することが大切です。
宇宙の法則には否定形が存在しません。
そのため「争いをなくしたい」と考えると「争い」の部分にだけ“法則”が作用します。
「争いをなくそう」という思考自体が「争いに対しての争い」になってしまっているということに気づく必要があります。
卑近なたとえですが、昔のインターネットの世界ではこんな名言がありました。
「荒らしに反応する人も荒らし」
掲示板やホームページ(当時はSNSはありませんでした)に“荒らし”が現れたとき、その荒らしに反応する人がいなければ秩序はたもたれました。
しかし、「荒らしはやめてください!」と書き込まれた瞬間、そのコミュニティーは終わりでした。
「争いに対する争い」は争いをなくしません。
平和のイメージ、幸福のフィーリング、安らぎの感情に意識を集中させましょう。
暗い時代ほど明るい部分を強く見つめる必要があります。
明るい部分にエネルギーを注ぎ続ければ明るさが増します。平和とは多くの人が明るい部分を見つめている状態です。暗い部分がなくなった状態が平和ではないのです。
テレビのニュースは見ない ネットのニュースもほどほどに
紛争や軍事的緊張に関するテレビのニュースはなるべく見ないようにしましょう。
潜在意識に争いのイメージが擦りこまれてしまうからです。
世界は多くの人の潜在意識に刷り込まれたイメージに向かって進んでいきます。
もちろん、世界で起こっていることを知るのは大切なことです。
危険をおかして伝えるべきことを伝えるジャーナリストのお仕事は人類にとって価値があります。
問題は、過激な映像や凄惨な場面を視聴率アップのために乱用するマスメディアの姿勢にあります。
世界で起こっている問題を「知る」のは大切。しかし、そのためにメディアが乱用する刺激的な映像を繰り返し見る必要はないはずです。
繰り返し見る映像は潜在意識への強力な暗示となります。
争いの映像は負の感情を掻きたてます。怒り、悲しみ、そして不安。
怒り、悲しみ、不安が生み出すのは報復への意思です。
報復が生み出すのは、報復です。
報復の報復が生み出すもの、それが戦争です。
映像(画像)は人々の感情を揺さぶり、潜在意識に負の暗示をかけます。
テレビやインターネットに氾濫する映像には争いの種が潜んでいます。
自分を満たして平和の波動を世界に伝播させる
個人の心の平和が世界の平和を創ります。
あなたが幸せを感じた分だけ世界が幸福に近づくのです。
世界が騒々しいときは自分だけ落ち着いていてはいけないような気がするものです。
みんなそんな気がして、みんなで騒いでさらに騒ぎが大きくなります。
世間が騒ぐときほど落ち着いていればいいのです。
潜在意識にはすべての人に共通する領域があります。全人類をつなぐ無意識があります。
世界が燃えているときは共通の無意識、潜在意識のさらに深い部分が燃えています。
個人的な心の平和は潜在意識を通じて、共通の無意識の火に水を注ぎます。
落ち着いている人が増えればそれだけ早く「人類の潜在意識の火事」を鎮めることができます。
あなたもきっと「落ち着いている人」、潜在意識の消防団の一員になってくださることでしょう。
個人的な心の平和をたもつ人が一定数を超えたとき、世界平和は実現します。