引き寄せで願いが叶う本当の前兆
願いが叶う前に何かが起きる――引き寄せの法則には前兆があると言われています。
色々な出来事が叶う直前のサインだと語られています。
しかし、そうした自分の外側の世界で起きる現象にはなんの意味もありません。
自分の内側の変化だけが本当の意味で願望が成就する前兆です。
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前兆はあなたの内側に訪れる
ある日、魂のレベルが一段階上がったと感じる瞬間が来ます。
悩み抜いたすえにおとずれる、トンネルを抜けたような気分です。
引き寄せに前兆があるとすればその清々しい気分がそうでしょう。
サインはあなたの内側にあります。目に見えるものの中にはありません。
偶然起きる悪いことにとらわれない
悪いことの後に良いことがるとは限らない
引き寄せの前兆としてよく語られるのが悪い出来事です。
悪いことがあってその後に良いことがある……と考えると分かりやすくて納得してしまいますが、幸運と不運は交互におとずれるわけではありません。悪い出来事が良い出来事の前兆にはならないということです。
神はサイコロを振る
"神はサイコロを振らない"とは有名なアインシュタインの言葉ですが、実際には振っていると思います。ただし、振ったサイコロの目の出かたに偏りがあります。
「さっきは1が出たから、次は6が出るはず!」
そんな気がしてしまいますが、そんなはずはないのです。
不運が幸運の前兆ではないというわけです。
結果に一喜一憂しない人が幸運をつかむ
偶然起きる悪いことにとらわれてはいけません。受け流すのが正解です。
サイコロを振って1の数字が出た。ツイてない。そう思い込んだらそこで運命の回転が止まります。
もう1回振った。また1が出た。どうしましょう? もう1回振ります。
結果に一喜一憂しない。無心でサイコロを振り続ける。すると、なぜか良い目ばかり出る時期が来るのです。
つまり幸運の前兆は、一喜一憂せずに無心でサイコロを振り続ける心境そのもの。そういう精神状態になれた瞬間こそが引き寄せ発動のサインなのです。
引き寄せた運命はサプライズに満ちている
引き寄せが成功するときはサプライズが多いです。まったく想像できなかった方向から成功が飛び込んできます。
引き寄せの法則の大原則として"願いがどのように叶うかは考えない"というものがあります。
願望は予想を超えた方法で叶うことが多いからです。実現する過程、叶うまでの途中経過は目に見えないということです。
つまり、目に見える前兆がないほうが正しく叶う方向に向かっているというわけです。
「願い」は積み上げていくもの
願いが叶う瞬間は積み上げた何かが崩れる音がします。
想いが積みあがって、とつぜん崩れる。崩れた想いが幸運となってあなたに降り注ぎます。
崩れるまで願いを積み上げるのが引き寄せの法則です。
ある願いの山はすぐ崩れます。たくさん積み上げてやっと崩れるものもあります。ずっと動かなかったのに、あるきっかけで一気に崩れることもあります。
どの場合も叶うときまで分かりません。願いは目に見えないからです。
おそらく、想いを積み上げた"願いの塔"から私たちが目を離した瞬間、目に見えない存在がそれを崩して叶えてくれるのでしょう。
まだか、まだかと目を凝らして前兆を探すより、勇気を持って目を離す。
目を離す勇気こそ運命に対する信頼です。運命への信頼は必ずあなたに幸運を引き寄せます。