恋愛のトラウマを克服した自分になる方法
・恋愛でトラウマがあって新しい恋愛ができない
・新しい相手と出会えてもトラウマのせいでうまくいかない
・トラウマのせいで関係が始まる前に終わらせてしまう
そんな状態から解放されるための思考法があります。
運命を切り離す
運命は複数あって、さまざまなパターンをたどった可能性があります。
今回の件(トラウマになった体験)はそのうちの一つと考えてみましょう。
「今回はこういうパターンだったんだ」と考えてみることで体験を客観視できます。
客観視された運命はほかのパターンの運命と切り離されます。切り離された運命(過去)はあなたの現在の運命への影響力を失います。過去の記憶をもっていたとしても、その体験の感じかたが変わるのです。
切り離された運命は遠くなっていき、過去の感じかたが変わり、トラウマが消えます。
課題を分離する
恋愛など親密な関係においてトラウマとなるような出来事は、相手の問題をこちらが引き受けてしまったとき起こります。
相手の課題(問題)を一部でも肩代わりしてしまうと、相手の甘えによってあらゆるかたちでのやつあたりに発展します。この甘えによるやつあたりがトラウマを生む体験の原因です。
恋愛では相手が抱えている問題をパートナーも自分事ととして引き受けてしまうことがよくあります。これを冷静に振り返りながら「これは相手の問題だった」「これは自分にも責任があった」と課題を振り分けていくことで、相手の課題だったはずのことを明確化していきましょう。
相手の課題を明確化すると心の自由を取り戻すことができます。とらわれた心が解放されるとトラウマも解消します。
「責任のおつり」を受けとる
課題の分離は大事ですが、何もかも相手のせいにすればいいわけではありません。
たとえ相手側に99%の非があったとしても、1%はかならずこちらの責任になります。その1%とは、そんな相手を選んでしまった責任です。
この1%は課題の分離をしたときにかならず出てくる「責任のおつり」です。このおつりを受けとる勇気を出すと、心はさらに自由になります。
そして1%の責任のおつりは、次の恋愛に進むための資金となります。
いい相手を選べる自分になる
他人を変えることはむずかしい。できるのはいい人を選べる自分になること。
過去の恋愛を課題の分離によって心理的に清算、1%の責任のおつりを受けとると、自分のほうの選択を重視する考えかたになってきます。
そしてそういう考えかたになると、同じように人に責任を押しつけない、自分の課題を他人に肩代わりさせない人と波長が合うようになります。
恋愛における「いい人」とは、依存心が少ない人です。他人に自分の課題を押しつけない人ということです。
そういう人と付き合えばトラウマになるような体験が繰り返されることはないでしょう。
過去の恋愛を一つの運命のパターンとして切り離し、課題を分離、そして責任のおつりを受けとり、いい相手を選べる自分になって、同じようにいい人を選べる人を引き寄せる。
そうすれば、過去の恋愛のトラウマを克服して新しい恋愛をしている自分になることができます。