潜在意識で相手に気持ちをとどける「パルス伝心法」

相手に気持ちを伝えたい女の子

好きな人に気持ちをとどけたい。そんなときあなたはどんな想いかたをしていますか?
ずっと、強く想い続ける…そんな人が多いのではないかと思います。
しかし、もっと効果的に相手に気持ちをとどける想いかたがあるのです。
それが「パルス伝心法」。
断続的に、一定のリズムで波動を送る想いかたです。

“伝わる”相手の想いかた

伝わる想いと伝わらない想いの違い

私たちの想いは自分の心や頭のなかだけにとどまらず、あらゆる存在とつながっています。
想いの生み出す波動が伝播し、潜在意識の領域で周波数が合う波動どうしが交流しているのです。
ところが、ただ相手のことを考えれば気持ちが伝わるというわけではありません。
伝わる想いと伝わらない想いがあります。
それはなぜなのでしょうか?
その違いは、想いに一定のリズムがあるかどうかです。

気持ちをとどける秘訣は「想いのリズム」

特定の相手に対する想いに一定のリズムをつけるととどきやすくなります
断続的に相手のことを考えるのです。
相手のことを想ったり想わなかったり、考えたり考えなかったりする。そうすることで想いのオン・オフを切りかえて、そこから生じる波動に一定のリズム=パルスをもたせる。
これが相手に気持ちがとどきやすい好きな人の想いかたです。

一定のリズムで相手を想うと気持ちがとどく

なぜあの人は振り向いてもらえるの?

ある特定の人を想っている2人がいたとします。
1人は想いがとどいて好きな人が振り向いてくれました。
自然と意識し合うようになり、連絡をとりあうようになり、いつしか気持ちが通じ合う仲に。
もう1人は想っているのに好きな人が振り向いてくれません。
なぜか色々なタイミングが合わず、興味を持ってもらうこともない…。

この2人の違いは、想いにリズムがあるかどうかです。

振り向かせる人の想いかた、振り向かれない人の波動

好きな人を振り向かせる人の想いにはリズムがあります。
一日中相手のことだけを考えているわけではなく、想ったり想わなかったりしているのです。
心臓の鼓動のように一定のペースで相手のことを想う、安定した波動が出ています。

一方、振り向かれない人の想いはリズムが乱れています。
感情が高ぶって激しい気持ちになったり、あるときは絶望的な気分になったり、恨むような気持ちになってしまったり。
不安定な波動が出ています。

「ずっと想っている」よりも注意を引くのは断続的な想い

「想いっぱなし」よりも、断続的な想いのほうが相手の無意識の注意を引く効果があります。
潜在意識は、連続して伝わってくる想いをノイズとして処理します。私たちが普段の生活のなかで街の音を気にしなくなるのと同じです。
ところが、断続的な想いは信号のような効果を持ちます。
たとえばライト(明かり)は点灯しているよりも点滅しているほうが目立ちます。音も鳴りっぱなしよりも、鳴ったり止まったりしたほうが注意を引きます。
潜在意識上でキャッチされるだれかの想いもこれらと同じなのです。

違いは想いに一定のリズムがあるかどうか、パルスが安定しているかどうか。
意図的に想いに一定のリズムをつければ、相手にとどきやすい波動が生み出せるというわけです。

断続的に想うことで起きる“2つの運命の干渉”

断続的に想うことにはもう一つの利点があります。
それは「想っている自分(現実)」と「想っていない自分(すでに叶っている世界)」の両方を切りかえることで発生する、“2つの運命の干渉”を起こせること。
この現象については拙著『PIAM』に詳しく書いています。

パルス伝心法の実践

想いに一定のリズムをつける。断続的に想う。パルス伝心法のやりかたはこれだけです。むずかしい儀式は何もありません。
でも気持ちの切りかえに苦労することはあるかもしれません。
気持ちの切りかえがしやすくなる実践法をいくつかご紹介しておきましょう。

時間を決めて想う

1日のなかで好きな人のことを考える時間を決めてしまいましょう。
毎日、決めた時間にだけ相手のことを想うようにします。
それ以外の時間はなるべくほかのこと、たとえば自分自身のこと、夢のこと、友だちや家族のことを考えるようにしてみるといいでしょう。

落ち着いて相手のことを考えられる時間帯を見つけるのもポイントです。

場所を決めて想う

特定の場所にいるときだけ相手のことを想うようにしてみましょう。
気持ちの切りかえがしやすいのはトイレ、バスルーム、ベランダなど。
カフェにいるときだけ相手のことを考えるというのも効果的。落ち着いて想えますし、「好きな人のことを想うカフェ」を決めておけば、幸せな時間をつくることができるでしょう。

気持ちのオン・オフの上手な切りかえが、伝わる波動をつくります。

服装を決めて想う

服装によって気持ちを切りかえるのも有効です。
たとえば部屋着のときは想う、外着のときは別のことを考えるようにしてみる。その逆でもいいでしょう。
「この服を着ているときは相手のことを想う」という“心の勝負服”を決めておくのもありです。

服装をととのえると波動もととのいます。気持ちの切りかえ、想いのオン・オフに服装の効果を活かしてみて。

自動的に相手のことを考えてしまうときは?

断続的に想うといっても、人間の心は完全にコントロールできるものではありません。
自動的に相手のことを考えてしまう場合はどうしたらいいのでしょうか?

止めようとしても頭に相手のことが浮かんでくるときは、そのイメージはそのまま浮かぶままにしておきましょう。止めようとしても止められません。がんばりすぎなくても大丈夫です。
自然に浮かぶままにしておきながら、「連想」はなるべくストップしてみましょう。

想っていない間は何をしたらいいの?

想いをストップしている間は別のことで充実させましょう。
自分自身と向き合う時間にしたり、夢に向かって計画を立てたり行動したりする時間にできるとベスト。

好きな人がいるときはついついないがしろにしてしまいがちな家族や友人と何かするのもおすすめです。

どれくらいのペースで想うのが効果的?

想うペースは一定であればどんなリズムでも大丈夫です。
規則的で安定した波動のパルス(脈)をつくることが大事で、一定したリズムをつくることを意識していれば自然と自分に合うペース、相手とつながりやすいリズムが見つかります。
色々な「想いのリズム」をためしてみて、あなたと相手が同調するパルスをさがしてみましょう。

「パルス伝心法」 まとめ

  • 想いは断続的に送るほうがとどく
  • 想う時間、場所、服を決めて想いを切りかえる
  • 一定のリズムで想う。そして相手とつながりやすいパルスを見つける

「ずっと想っているのに伝わらない…」
そんな状況を、パルス伝心法で変えましょう。

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