ネット婚活で引き寄せの法則を使う。4つの注意点とたった1つのコツ

マッチングアプリで結婚を引き寄せる女性

ネットで婚活する人が増えました。
マッチングアプリで出会うことも一般的になってきています。
リアルでの出会いだけがすべての時代ではなくなりました。

そんな時代ですが、引き寄せの法則のセオリーはネットがない時代、リアルでの出会いが主だった頃にその基礎が出来上がっているので、まだまだネットでのパートナーさがしに対応しているノウハウは少ないです。

この記事では婚活における引き寄せのノウハウを、オンラインでの出会い向けにアップデート
ネット婚活ならではの引き寄せのコツマッチングアプリで出会いを求めるときの注意点について書いています。

ネット婚活で引き寄せの法則を使うときの注意点4つ

運命の人を引き寄せたと勘違いしやすい

出会えた相手を運命の人だと勘違いしやすい。それがネット婚活で引き寄せを使う上での第一の注意点です。
運命の人じゃない人を運命の相手だと思い込んでしまう。そうなりやすい理由は2つあります。

1つは、指定した条件がマッチしたときに「引き寄せが上手くいった」と思ってしまうこと。
あなたが引き寄せたい相手の設定と、相手が登録しているプロフィール上の項目が合致したとき、指定した相手が現れたと勘違いしてしまいやすいです。
ところが、婚活サイトやマッチングアプリに登録されているプロフィールの内容が正しいとはかぎりません。嘘を書くとまではいかなくとも、“盛って”いる人は多いでしょう。
相手はあなたに話を合わせるために軽い嘘をつくこともあるでしょう。
ネット上だと文字情報と項目や属性が、実際の本人の印象よりも先に入ってきます。そのため相性がいい人が現れたかのように勘違いしてしまうことが多いのです。

もう1つは、想像が入り込む余地が多いこと。
ネットだと相手の実像ではなく、想像まじりの相手像が優位になりやすいです。
ポジティブシンキングする方向に脳をセットしていると、想像によって相手を実際よりもいい人だと思い込んでしまいがちです。
相手の“演技”を見抜くのもネットだとむずかしいです。そのため脳が「この人が運命の人かも」と思い込みやすいことに注意しましょう。

理想の相手をイメージすることのリスク

引き寄せの法則で結婚相手を呼び込む方法の基本は、理想のパートナーをイメージすること。
しかしネット婚活においてはただ理想の相手をイメージするだけではリスクがあります
どんなリスクかというと、理想の相手をイメージし続けると相手のいいところしか見えなくなることです。
その結果、相手の真の姿を見抜くことができなくなります。

相手のいいところを見ようとするのはいいことです。
しかし人のいい部分を見ようとする努力と、いいところ“だけ”見る姿勢は似ているようで大違いです。
いいところと悪いところの両方を認めた上でいい部分を見る。これは現実的な愛情です。
悪いところを無視していいところだけ見てしまう。これは非現実的な理想化です。

この違いは相手の本性を見きわめられるかどうかに大きく影響します。

ネット婚活では相手の悪い部分が見えなくなりがちです。その隠された悪い部分は結婚相手としては致命的な欠点かもしれません。
ひたすらポジティブに理想の相手を思い描く、いいところだけを想像するというキホン的な引き寄せ法をネット婚活にあてはめるリスクは、相手の致命的な欠点に気づけなくなることです。

初対面がリアルであれば「第一印象」がまず最初にあります。第一印象は潜在意識によるジャッジです。当たっている可能性が高いのです。
ところがまずオンラインで知り合ってから会うとなると、この潜在意識の判定たる第一印象がありません。これがリスクなわけです。
本来、感じとれるはずだった違和感に気づけなくなります。
「最初はいい人だと思ったのに、だんだんと本性が出てきて…」ということになってしまうのです。

このことについては俳優の芦田愛菜さんが非常に的確な発言をされていますので引用しておきましょう。

「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」
「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」
「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」

芦田愛菜「信じる」が中国人も称えるほど深い訳 - 東洋経済オンライン

この点については下記の本も参考にしてみてください。
「本当はやばい人」の特徴について書いています。この本の内容を頭に入れておけば婚活でやばい人と親密になってしまうリスクを軽減できるはずです。

焦りが悪い男を引き寄せる

ネット婚活で出会うスマホ

焦りは悪い人を引き寄せます。
引き寄せは、いかに「すでに叶っている」状態に心をもっていけるかが勝負。そうしないと焦りが出てきます。
焦りは悪い虫を惹きつける負のフェロモンのようなもの。他人を利用する人は、焦りの匂いを敏感に嗅ぎつけて寄ってきます。

昔にくらべてずいぶん健全化、一般化したとはいえ、婚活サイト・マッチングアプリのなかには真剣ではない人の利用を放置しているものがかなりあります。
不純な目的での利用はこうしたサービスの性質上、完全になくなることはないでしょう。安全なサービスを選ぶのはもちろんとしても、自衛はかかせません。

引き寄せを実践していると人を惹きつける魅力が上がった状態になります。その効果はオンラインでも有効です。
しかしそこに焦りの感情が加わると、悪いものにまで引き寄せ効果が反応してしまうのです。

こうした焦りの対策法としては、一人で過ごす時間を充実させるのが効果的です。
一人の時間が充実すると、結婚への焦りがなくなります。
「一人でも楽しく生きていけるし、誰かと一緒でも楽しい」。そういう状態になれると、リラックスしていい人を引き寄せる波動が出せるようになります。
焦りが強く出ているときはマッチングアプリをいったん削除して、「充実したおひとりさま」になることを優先してみましょう。遠回りなようですが、案外そんな遠回りがいい人と出会うための近道になっていたりするものです。

他人に自慢することが目的になっていると…

理想のパートナーをイメージする際、他人に対して自分のパートナーを自慢するようなイメージが入ってしまうと、たとえ結婚に近づいたとしても幸せからは遠ざかります。
ネット婚活は「ステータス重視」が簡単にできてしまうところが利点であり、欠点でもあります。
条件だけ見て人間を観ないということが起こりやすい。見栄を張るためにパートナーを求めているときはとくに、人間の本質が見えなくなるものです。

現在はマッチングアプリが乱発状態です。なかにはいわゆるハイスペック専用、高いステータスを持つ人限定のサービスもあります。
心からそういう人と結婚したいと望んでいる人なら、それはそれでありです。ですが、他人に自慢したい、誰かを見返してやりたいといった欲求からそういう相手を求めているとしたら、目的を果たせたとしても心の平安はないでしょう。

ネット婚活に引き寄せの法則を使うときは、一呼吸おくことが大事です。
出会いを引き寄せたとき、「この人って“本当は”どんな人なのかな?」「私が“本当に”一緒にいたいのってこういう人だっけ?」と、心に問いかけてみる時間が大切。
落ち着いて潜在意識の声を聞く姿勢があって初めて、本当の運命の人が分かるのです。

マッチングアプリでいい人との出会いを引き寄せるコツ

素直な「好き」「嫌い」を大切にする

ネットで理想のパートナーと出会えた

好きになれるかどうか。それがやっぱり大事です。
当たり前のことですが、婚活では忘れがちなことではないでしょうか。
ネット婚活では条件でマッチする相手をさがしていくことが多いので、条件が合えば相性もいいような気がしてしまいます。
でも、条件がマッチするとか趣味が合うということと、単純に人として好きになれるかどうかは実はまったく別問題なのです。
AIによるデータ分析の精度が上がったとしても、表面的な条件だけで好きになれる人と出会えるようには決してならないでしょう。

結婚は長距離走。楽しいことばかりではありません。現実的な考え、地に足のついた感覚も確かに必要です。
でもだからこそ、結局、最後にいちばん大事なのは「好きかどうか」だったりします。
この「好き」というのは恋愛でのときめくような好きとは違って、いい部分も悪い部分も分かった上で「それでもやっぱりこの人がいいな」と思うような感覚です。

引き寄せの法則では理想の相手をイメージするとき、可能なかぎり具体的に条件を指定するやり方が一般的になっています。
なんだか、マッチングアプリでの相手さがしに似ていますね。
このとき抜けてしまうもっとも重要な条件が、「理由なく好きになれる人」。この項目はあなたの潜在意識のなかにしかありません。

どれだけ容姿が好みでも、高いステータスがあっても、結局、人が人を好きになるのは理屈ではない部分があります。
人が人を嫌いになるのも実は理由などなくて、最初から本当は嫌いだったと時間がたってから気づくだけなのです。
このことが分かっているかどうかがずっと仲がいい夫婦と冷めていく夫婦との違いなのでしょう。

マッチングアプリでの相手さがし、引き寄せの法則でのイメージング、どちらも具体的におこなうのが効果的ではありますが、最終的には条件にかかわらず相手を好きになれるかどうかで決める。この基準を忘れないことが、あなたの本当の運命の人との出会いを引き寄せる最大のコツです。

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