話したことがない人・自分のことを知らない人を好きになったときの縁の引き寄せ方

知らない人に片思いする女性

  • 自分のことを知らない人を好きになった
  • 何も知らない赤の他人に一目惚れした
  • 面識も接点もない人と仲良くなりたい
  • 話したこともないけど好きな人がいる

上記のように、直接つながりがない相手との恋愛を発展させるにはどうしたらいいのでしょうか?
学校や職場、通勤通学の電車内やよく行くお店などで気になる人がいる場合、自然な形で知り合うきっかけを引き寄せる方法はあるのでしょうか?

今すぐ両想いになれる! ……なんて方法はありませんが、あなた次第で相手の気持ちを惹きつけることはできます。

距離がある人へのアプローチの基本

知らない人、接点がない人=距離がある(離れている)人なわけですが、そういう相手の気を引くなら、

潜在意識 → 表面の意識

へのアプローチが基本です。
それとは反対に、距離が近い人の場合は表面の意識から潜在意識に働きかけるアプローチが有効となります。

相手の無意識にあなたを認識させた上で、すでに相手の潜在意識上で感知しているあなたの存在が表面の意識に表れたときに、ある種の既視感から“特別な人の感じ”が心に芽生えるのです。
無意識 → 意識の順番でアプローチすることで、“知らない人なのに、知っているような気がする”という親近感を生み出します。

では、まだ話すこともできない相手の潜在意識に働きかけるにはどうしたらいいのでしょう?
そのためには「波動の反響」を利用します。

「波動の反響」で知らない人に自分の存在を伝える

接点がない人の潜在意識にこちらの存在を伝えるには、あなたの波動を“反響させて”相手にとどけます。
反響とは、波動が何かにぶつかって跳ね返って響くこと。
直接相手に想念を送るのではなく、色々な方向から跳ね返ってきたあなたの波動を感知させることで、相手はあなたの存在に興味を持ったり、無意識に接点を持とうとするようになります。乱反射したあなたの波動を感じとらせることで、知り合うきっかけを引き寄せることにつながるのです。

ちなみに、直接相手に対して「念」を送るような想い方で波動が伝達されると、その人自身に跳ね返されてとどきません。
そのため、別の場所に反射させて波動を伝えるのがいいのです。

波動を反響させるには、まずあなた自身の波動の放出量・振動数を高めていきます。
波動を高めるためにはある程度積極的な行動が必要になります。
どんな行動によって波動が高まり、効果的に反響させられるのかをいくつかご紹介します。
なかには少々勇気がいる行動もあるかもしれませんが、最初から全部をこなそうとしなくても大丈夫。少しずつでも動いていけば、あなたの波動は確実に高まっていきます。

学校・職場で波動を反響させる

まずはあなたが通っている学校や職場に波動を反響させていきましょう。
学校や職場で波動の放出量を増やすには、勉強や仕事に対する心構えを変えるだけ。
波動放出量を増やす心構えは「何事も受け身でやらない」です。
どんなことでもなるべくみずから進んでやるようにしましょう。
やらされて嫌々やっていると考えていると波動は下がります。嫌なことでも、自分から進んでやろうという気持ちを持つだけで波動は上がります。
もちろん、嫌なことは嫌々やればいいのです。無理に楽しもうとしたり、無理やりいい気分になろうとする必要はありません。嫌々なりに、進んでやる。そういう自然な積極性で物事に取り組むと、潜在意識と表面の意識の調和が保たれた状態で波動を上げていくことができるので、よく響くいい振動を生み出せます。

受け身の考え方をやめて、何でも進んでこなす心構えに慣れてくると、あなたの波動が校内・社内で反響を起こし始めます。
すると、その反響の中心点にいるあなたに対する、周囲の人の「無意識の注目度」が上がっていきます。直接話題にされたり、注目されたりする前の段階で、“潜在意識のセンサーに引っかかる”ようになるのです。
人は自分の潜在意識のセンサーに引っかかる人のほうに無意識に引き寄せられていく性質があるので、この状態になればこれまで話したことがなかった人と仲良くなるきっかけが増えます。

ある場所であなたの波動の反響が十分になると、あなたの近くにいない人(校外・社外)の人の潜在意識にもあなたの存在が伝わり始めます。
これには色々な理由がありますが、一つには“潜在意識のセンサー”が人々の無意識上で“共有リスト”になっているためです。
ある程度の人々の潜在意識にあなたが“リストアップ”された時点で、離れた人の潜在意識にもあなたの存在が伝わり始めるのです。

学校・職場で波動を十分に高めたら、次は街で波動を反響させていきます。

街に波動を響かせる

接点がない人を好きになった女性

街にあなたの波動を反響させることで、より広範囲にあなたの存在のエネルギーを伝達することができます。
特定の相手を振り向かせようとした場合、ピンポイントで狙うよりも広範囲に反射させた波動を伝えたほうが潜在意識を刺激する効果が高い。なので、学校・職場 → あなたの(相手の)住む街全体 というふうに反響の範囲を広げていきましょう。

街に波動を響かせる方法は、その街での活動を増やすことです。
その街にあなたが積極的に関わるほど、街全体の振動のなかにあなたの波動が混ざって響くようになります。
具体的にどのような行動をすればいいのでしょうか?
街での活動には次の3段階があります。

1.出かける場所を増やす

まずは出かける場所を増やします。
今まで行ったことがなかったエリアを散策する、入ったことがないお店に入ってみる、利用したことがない施設を利用してみるなど、行動範囲を広げましょう。
ある空間(街)にあなたが訪れると、その空間に満ちている波動にあなたの波動も加わります。そして複雑に響き合った波動が特定の相手の潜在意識にあなたの存在を伝えます。

2.サークルやスクールに参加する

次に、その街でおこなわれている活動に参加してみましょう。
習い事を始める、サークルやカルチャースクールに入るなど、定期的におこなわれている活動に参加することで、あなた自身の波動を高めながら、街に波動を伝達することができます。
やってみたかったことがあれば、飛び込んでみましょう。

3.その街で働く

相手の住む街で働く、という形で街に波動を伝える方法もあります。
働くとなるとその街を構成する振動の一部になりますので、より深く波動を反響させることができます。
ただしこの方法は少々ハードルが高いので、たまたま仕事を探していたタイミングで募集がかかっていた場合などに限られます。

このように、街の波動のなかにあなたの振動を混ぜて響かせていくと、あなたのことを知らない人でも“潜在意識のなかでは知っている”という状態になります。
この無意識の認識が、あなたと会ったり、すれ違ったときに相手に無自覚の既視感を抱かせます。
無自覚の既視感は“なぜか気になる”という感覚を引き出します。そして無意識の気になるものを追いかける性質によって、特定の相手と知り合うきっかけに導かれることになるのです。

人に波動を伝播させる

波動は人を通じて伝播させることもできます。
人は目に見えない網のようなもので複雑につながっていますが、この“網”に振動を与えることで新しい出会いが起きやすくなったり、特定の相手との関係が変化するきっかけを引き起こせます。

あなたが積極的に関わる人の種類を増やすと、“網”を揺らすことができます。
なるべく幅広く、今まで関わったことがない人と接してみましょう。
そうすることで、網状に広がる“縁”の、今まで振動していなかった部分を活性化します。
網の同じ部分だけ揺らしていると今までと同じような人間関係が続きますが、今まで揺らしたことがない部分に振動を加えることで、接点のなかった相手に波動を伝播させられるのです。

このとき注意したいのは、あなたが知り合いたい人に直接つながりがありそうな人脈はあえて狙わないということです。
縁の網は複雑に接続されているので、直接つながろうとしても特定の“糸”が狙った相手につながっているわけではありません。
あくまでも大きな網の全体を揺らすイメージで、あなたの人間関係を活性化しましょう。

「欲求」を減らして「願望」を実現する

特定の相手と知り合いたいという「願望」はもっていても大丈夫。でもその願望が「欲求」にならないように注意しましょう。欲求は願望の実現を遠ざけます。
面識がない人との縁を引き寄せようとした場合のように、今ないものを生み出そうとするケースでは特に、欲求によってチャンスを逃してしまうことが多いのです。
これはどうしてかというと、特定の相手と「すでに知り合っているあなた」は知り合いたいという欲求をもっていないから。
「すでに知り合っているあなた」と「知り合いたいという欲求をもっているあなた」は“同化”できないのです。
「すでに知り合っているあなた」と現在のあなたが同化することで、現実が切り替わります。
相手とすでに知り合っているもう一つの世界のあなたと同調するためには、欲求を減らして、すでに知り合っているあなたと同じ波長に精神を調整する必要があるのです。

ではどうしたら知り合いたいという欲求を減らせるのでしょうか?
特定の相手と知り合いたいという欲求は、不特定の相手と知り合って人間関係を広げていこうとする意欲に変換することで昇華できます。
色々な人と知り合うことを楽しもう、という意識で人間関係の輪を広げていけば、波動の反響を大きくしながら、自然な形で欲求を減らしていくことができます。
このように特定の対象に執着していない状態だと、願望は実現しやすくなります。

「相手と仲良くなっているイメージ」は接点ができてからにする

引き寄せの基本は願望が実現している状態をイメージすることですから、特定の相手と関係が発展している状態をイメージしたほうがいいのでしょうか?
もしまだ相手とまったく接点がない状態であれば、あえてイメージはしないほうがいいです。
相手と仲良くなっているイメージは、接点ができてからのほうが効果的です。
相手のことをよく知らないまま二人の関係をイメージしようとすれば、かなりの部分を空想で補うことになります。実際の体験を含まない空想だけでイメージをつくり上げていくと、潜在意識はそれを現実とは無関係のイメージとして処理します。
空想によって補完されたイメージをしている間、あなたの波動は現実の波長とずれています。現実に変化を引き起こす状態からはずれてしまうのです。
このように完全な空想は現実を“空回り”させるリスクがあります。
少しでも相手と接点ができたあとであれば、実際の体験をベースにイメージを広げていけるので、空想が混じったとしてもイメージの“芯”の部分に現実があるため、現実に変化を引き起こす想像として潜在意識に扱われます。ベースにリアルが少しでもあれば、波長が現実とずれすぎる心配もありません。
相手と接点ができるまでは、周囲の環境に働きかけて波動を反響させるやり方を続けましょう。

自分自身の波動を高めながら、街や人間関係に振動を伝えていく。
人見知りタイプの人にはややハードルが高いかもしれませんが、自分にできる範囲で、少しずつやっていけば大丈夫です。
少しでも動き出せば波動は変わります。反響は広がっていきます。そうすれば、引き寄せるものが変わってきます。
最初だけ、少し勇気を出せればいいのです。
このやり方は特定の相手に直接アプローチするわけではないので遠回りに感じられるかもしれませんが、途中の経験や出会いのなかで自分の世界を広げていくことを楽しみながら、焦らずトライしていきましょう。

-恋愛・結婚のための引き寄せの法則
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