『書く』引き寄せ法

引き寄せたいことを書く
紙に書いたことは8割叶うと言われています。
願い事の書き方は色々ありますが、ここでは≪1回だけ動詞をつけずに書く≫という方法をご紹介します。潜在意識にスムーズに導入する書き方です。

定番の書き方は、
・具体的に書く
・否定文ではなく肯定文で書く
・現在形か現在完了形で書く
・繰り返し何度も書く
ですが、このやり方で叶わなかった場合に≪1回だけ動詞をつけずに書く≫をためしてみてください。

1回で引き寄せの法則を発動させる願い事の書き方

書くのは手帳がおすすめ

まず手帳を用意しましょう。願い事を書くなら手帳が最適です。
手帳には1月始まり、3月始まり、4月始まり、7月始まり、9月始まり、10月始まりなどがありますので、好きなときに始められます。

引き寄せたいことを決める

あなたの引き寄せたいことを明確にしましょう。
色々な願望があるかと思いますが、ジャンルごとにいくつか決めます。
恋愛、結婚、仕事、勉強、やりたいこと、欲しいもの、なりたい自分など、種類ごとに1つずつがおすすめです。

名詞だけで書く

願い事は主に名詞だけで書きます。動詞を省いた短い文を作りましょう。

恋愛・結婚の例文

恋愛や結婚の願いを書く場合、

・あなたが相手に求める要素
・相手との理想の関係
・願いが叶ったときの自分自身の状態

を名詞にして並べます。

願望:背が高くて収入がよくて学歴が高くてやさしくて面白くてお洒落な人と結婚して専業主婦になりたい。
書くこと:背が高い人 収入がいい人 高学歴の人 やさしい人 面白い人 お洒落さん 結婚 専業主婦

恋愛・結婚の願望を書く場合、どうしても形容詞が多くなると思います。「やさしい」など相手を形容する言葉です。その場合、例文のように「○○な人」「○○さん」など、助動詞+人、あるいは敬称をつけて名詞化しましょう。

仕事・勉強の例文

就職や起業、受験や資格取得の願望の書き方です。

願望:自由な気風の会社に就職したい。そして商品開発の仕事をしたい。
書くこと:会社 自由 仕事 商品開発

願望:○○(学校の名前)に合格したい。
書くこと:○○(学校の名前)

願望:起業して成功したい。
書くこと:起業 

やりたいこと・欲しいものの例文

やりたいこと、欲しいものの例文は簡単です。そのものの単語を書きましょう。

願望:エベレストに登頂したい。
書くこと:エベレスト

願望:52階立てタワーマンションの最上階に住みたい。
書くこと:タワーマンション

やりたいことや欲しいものに関しては、具体的な特徴などは省いても問題ありません。その単語を見たときにあなたの中に鮮明なイメージが浮かぶ言葉を選ぶことが大切で、具体的に言語化して文字に起こしてしまうとかえって潜在意識に入りづらくなります。

なりたい自分の例文

なりたい自分、理想像を表す単語を並べましょう。
状態を表すとなると形容詞が多くなるかと思いますが、工夫して名詞化してください。

願望:ストレートのロングヘア―が似合う美人でスタイルがよくて感性を生かせるデザインの仕事をしている私になりたい。
書くこと:美人 ロングストレートの髪 スリムな体 デザインの仕事

書く場所

書くことが決まったら手帳に書きましょう。
書くのに最適な場所は3つあります。好みで選んでください。

  1. 手帳の扉(カバーを開いてすぐのページ)
  2. 月間スケジュールの隅(すみ)
  3. 無地ページ(後ろのほうにあるメモ用ページ)

願望ごとに3か所を使い分けるのもおすすめです。

小さく書く

願望は小さい文字で書きましょう。小さいといっても見えないほど小さく書く必要はありません。
普段使っていて、気になるか気にならないか、ぎりぎりの大きさで書くのが理想です。

書く回数・頻度・タイミング

書く回数は1回だけで十分です。
いつ書いてもかまいません。しいてベストタイミングをあげるとすれば、ぼーっとしているときです。落書きをするくらいの気分で、自分でもいつ書いたか忘れてしまうくらい集中せずに書くのが理想です。

1回で叶う理由 何回も書くと叶わなくなる理由

書くと顕在意識を活性化させてしまう

書くというのは左脳的な行為です。
イメージを言葉に変換し、さらにそれを紙に書きだす。右脳にあるものを左脳に移す行動です。
イメージを言語化し、さらに筆記するという行動をおこなうと、潜在意識にあるものが顕在意識化します。

潜在意識に言葉を入れることが目的の場合、書くという行為はある意味で逆効果になることをしているわけです。

顕在意識 → 潜在意識 にメッセージを入れるつもりが、
潜在意識 → 顕在意識 になってしまっているのです。

これが何回も書くと叶わなくなる理由です。

声に出すアファメーションとの違い

書く引き寄せ法と似たものに声に出すアファメーションがあります。
声に出して願望を言う場合、何度も繰り返すと効果的です。
これは、声に出す → 聞く という行為が潜在意識に言葉を入れるという目的に合っているからです。
書く場合と共通する部分のあるノウハウですが、使う脳の部位が違うため、インプット・アウトプットの方向性が変わってきます。

具体的に書かないほうが潜在意識にとどく

願望が叶った状態をイメージさせる単語を並べるだけで具体的に詳しく書いたのと同等かそれ以上の効果が期待できます。

むしろ、不完全な文がいいのです。不自然な言葉の羅列がこのノウハウのポイントです。
人間の脳には不完全な情報を想像で補うという機能があります。この機能がはたらくとき、引き寄せ脳が活性化された状態になるのです。

動詞が抜けた名詞の羅列は左脳的な理解力をある程度スルーして潜在意識に入り込みます。
そしてすでにあなたの中にある願望と入っていった言葉が結びつき、無意識の世界で動詞が補完されます。

顕在意識上で文章の読解がおこなわれた場合、それはただの情報として記憶されます。
しかし潜在意識上で意味の補完がおこなわれた場合、単なる情報をこえたメッセージとなり、現実化させるエネルギーを生み出します。

今までの「書く」願望実現法で叶わなかったときは、≪1回だけ・名詞だけ≫書く方法をおためしあれ。

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