好きな人に対して積極的な自分になる方法
・恋愛でいつも受け身
・相手に自分のほうから声をかけられない
・好きな人に気持ちを素直に伝えられない
こうした性格を改善して積極的な自分に変わるには、さまざまなパターンの自分が存在していると想像してみるのが効果的です。
積極的な自分も存在している
自分は一人きりの存在ではありません。違う次元に複数の自分が存在しています。
複数いる自分のなかには積極的に行動できる自分もいます。
いまあなたが積極的になれないとしても、それは複数の自分のうちの一つのパターンを選んでいるだけです。
積極的なほうの自分を想像してみましょう。
積極的なほうの自分をイメージすると、さらに積極的な自分のパターンが並行世界上に増えていきます。
もう一人の自分は、数が増えてくると現在のあなたと重なってきます。
積極的なほうの自分の運命があなたの運命に重なって、積極的なほうのあなたがメインに変わるのです。
他人になろうとしてはいけない
もう一人の積極的な自分をイメージするとき、あくまでも自分自身としてイメージすることが重要です。
まったく別人のような自分をイメージしない。言いかえれば、他人になろうとしてはいけないのです。
イメージすることで生まれるのはもう一人のあなたです。いまのあなたとは違う行動パターンを繰り返してきた場合のあなたです。
恋愛に積極的な人、消極的な人、その違いはわずかです。他人から見るとまったく違う性格のように見えますが、基本的な気質に大きな違いはありません。ほんのわずかな行動パターンの違いで変わることなのです。
なので積極的な自分をイメージするときは他人のようなまったくの別人ではなく、いまあなたが認識している自分自身をベースに想像していかないと“本当に積極的な人”のイメージとはずれてしまう。他人の表面的な印象というのはたいていの場合、リアルではないのです。
好きな人といつもどおりのあなたで話している自分を想像してみましょう。
緊張せずに話せるようになりたい、と思うかもしれませんが、緊張しながらでいいのです。それが自然です。自然はリアル。リアルなイメージは現実になります。
演技をしない
イメージしたもう一人の自分は、それを自分自身として受け入れたとき自然と重なってくるものです。
無理やりイメージ上の自分を演じないようにしましょう。演技になってしまえば他人になろうとしていることになります。
強いて言えば自分自身を演じる。自分という役柄を演じることに集中して、他の人の役を間違って演じてしまわないようにしましょう。
もう一人の自分の存在を自分のなかで当たり前のものにしていくことが大事です。
積極的なほうの自分を自然に受け入れながら、消極的だったほうの自分も受け入れていく。複数いる自分が重なってはじめて、“キャラづくり”ではない、新しい自分になれるのです。
イメージ上の自分、いまの自分、どちらも本当の自分だと信じましょう。自分を信じるとは、さまざまな自分を受け入れるということ。いまの自分も含めた複数の自分の存在を信じている状態が、自分に自信があるということの本当の意味です。
無理に積極的な自分を演じなくても大丈夫。あなたのままで積極的な自分になることができます。