「すでになっている」感覚をつかむには「ワープした瞬間」を思い出す
引き寄せ現象を起こすにはイメージが実現した状態に「すでになっている」と感じることが重要。
まだ「なっていない」段階で「すでになっている」と感じる。この感覚をつかむにはコツがいります。
「すでになっている」と感じるコツは、ワープした瞬間を思い出すことです。
時空を超越したときの感覚を思い出せば、なりたい状態にすでになっているあなた、望む環境にすでに変わっている世界を、実感とともにイメージすることができます。
この「ワープ感」は、あなたもすでに味わったことがあるはずです。
ワープした瞬間を思い出す
移動するとき物理的に時空を超越している
あなたもワープしたことがあります。時空を飛び越えたことがあるのです。
それは「いつのまにか遠くに来ていた」と感じた瞬間に起こっていました。
移動するとき、気づいたら目的地に到着していたように感じたことはないでしょうか?
あるいは、遠いと思っていたのに行ってみたら案外、近かったように感じたことは?
それは錯覚ではありません。実際にワープしていたのです。
現在から未来へと進む時間の流れは、実は人間の脳が生み出している“ストーリー”。
実際には“現在と現在”があり、ある現在から別の現在に移動しているだけなのです。
ある現在から別の現在に飛んだとき、一瞬だけ脳が認識しかけた時空の超越がワープ感の正体です。
精神的なワープ
物理的な移動とは別に、精神的に遠くまできたと感じるときもあります。
過ぎ去った時間が一瞬だったように感じる。
遠い目標だと思っていた夢でも叶ってみると、それまでの道のりはそれこそ夢でも見ていたかのような感じがする。
子供のときは遠い未来に感じていたのに、いつのまにか大人になっている。
このように時間の流れの早さにおどろく瞬間、実際に精神的なワープが起きています。
脳は過去~現在~未来という連続したストーリーをつくって記憶を処理していますが、時空の超越に気づきかける瞬間があるのです。そのときワープしてきたような感覚が生じます。
「ワープ感」を「すでになっている感覚」として利用する
物理的、精神的に「いつのまにか遠くまで来ていた」と感じているのが「すでになっている」と実感できている状態です。
ワープしたときの感覚を思い出しながらあなたが実現したい物事をイメージすれば、すでになっている感覚がつかめます。
そう、「いつのまにか叶っている」のです。
「すでになっているあなた」は、ワープしてきたような気持ちになっています。
すでになっている感覚は、未来から過去を振り返っている様子を想像するときに実感できます。
正しくは、“現在から現在を振り返っている”ときです。
言いかえれば、“未来的現在”から“過去的現在”を、ワープしてきたような気分で眺めている。それが「すでになっている」状態であり、感覚です。
要は「長い道のりだったけど、叶ってみたら案外、早かった気もする」と思っているあなた自身がイメージできれば、すでになっている感覚はつかめているということです。
ワープ感を思い出して、すでになっているイメージに貼りつけて利用しましょう。