5次元は4次元よりも3次元に近い - 次元上昇よりも並行移動の感覚が大事

5次元世界スピリチュアル

5次元の世界が科学的にも解明されてきました。
並行世界的な世界観は2020年以降、引き寄せの法則を使う上で重要になってきます。

ただ、5次元を「高次元」、「上昇」といった感覚でとらえていると引き寄せを起こすのが難しくなるでしょう。
1、2、3、4……と数字で数えるとだんだんと上昇していくように錯覚してしまいますが、大事なのは5次元は4次元よりも3次元に近い感覚でとらえる必要があるということです。

この感覚が分かると一瞬で世界が変わるような加速した引き寄せを体験することもできます。
5次元は3次元に近いとはどういうことなのでしょうか?
4次元的な引き寄せのおさらいもあわせて、一緒に考えていきましょう。

4次元は上下、5次元は左右のイメージでとらえる

4次元は上下、5次元は左右のイメージでとらえると私たちがいる現在の次元とそれ以外の次元を認識しやすくなります。

3次元と4次元は「上から下へ」の関係です。
高次の自分、あるいは何か別の存在からインスピレーションを授かるという構図になります。
霊感を「降りてくる」と表現したり、「光が降りそそぐ」と形容したり、宇宙と地球を意識したり、神秘的なイメージで表現されることが多い。それが私たち3次元の存在が4次元を「上」にあるとイメージしている証拠です。

一方、5次元は「右か左か」の世界です。
今あなたが感じている世界。この世界が微妙にズレながら、あるいはわずかに重なりながら、無限に並行しているのです。

顕在意識においてはすべての次元を3次元的に理解するしかありません。
そこでイメージによって「なんとなく」見えない世界を見ようとするわけですが、そのとき5次元を「上」にあると考えてしまうと波長が合わせられません。
4次元は上、5次元は横。
この感覚が違う次元に波長を合わせる第1歩となる認識の方法です。

スピリチュアル的な5次元世界のイメージ

5次元的な世界観では未来と過去がなく現在のみが存在しています。
こうした「時間」の感覚をつかむには砂時計をイメージすると分かりやすいです。

3次元では砂時計は上から下へと砂が落ちていきます。
5次元は砂時計を横に寝かせたような感覚です。

3次元における現在が砂時計のくびれ部分。5次元ではすべてが現在なので、砂時計は横に寝かせた状態というわけです。

5次元時間軸のイメージ

このように、3次元的な解釈で5次元世界を理解しようとすると、「5次元は4次元よりも3次元に近い」と言えます。
そして「3次元の横に存在する5次元」という感覚が、新しい時代に引き寄せの法則を使っていく上でのキーポイントになります。

4次元的引き寄せと5次元的引き寄せの違い

4次元的な引き寄せは潜在意識を通じて高次の自分や何か別の存在からインスピレーションを受けて現在の世界を変えていくというプロセスです。
例えるならアプリのダウンロードです。
スマホが現在の現実世界で、アプリのストアが4次元世界というわけです。

それに対して、5次元はスマホの複数台持ちのようなものです。
2台、3台、4台…のスマホ。それぞれのスマホは微妙にアドレス帳の中身や入っているアプリが違います。

「気づき」「自覚」「悟り」「ひらめき」など、通常知覚できないレベルの情報を知覚するという「目覚め」の感覚が重要視されているのが4次元的引き寄せです。

他方、そうした気づきや悟りといった知覚なしで「いつのまにか」変化するのが5次元的な引き寄せ現象です。

5次元時代、2020年以降の引き寄せの法則で変わること

4次元的引き寄せでは感情が重視されていました。
視覚化によって感情を高ぶらせることで右脳的感覚を活性化させ、潜在意識を通じて直感を得る必要があったからです。
そのため、感動したりワクワクしたり、いい気分になれる心の状態を探すのが有効なノウハウとされてきました。

5次元的引き寄せではむしろ無感情のイメージングが有効になります。
なぜかといえば、並行世界を移動すると、移動した先が現在の次元になるので感動はないからです。
顕在意識では変化を知覚できません。感動とは変化に対するリアクションですので、変化に気づかないほどスムーズに世界が“移動”すれば何も感じないのです。

興奮よりも鎮静。熱狂よりも禅的な精神の静けさが新しい世界の扉を開きます。
この違いを理解することが5次元時代、2020年からの引き寄せの法則を使いこなすコツになるでしょう。

-引き寄せの法則をより深く理解するために