コンフォートゾーンとは 引き寄せに効く変え方、抜け出す方法
コンフォートゾーンをずらすことは引き寄せの法則を発動、加速させるために欠かせない条件です。
潜在意識のブロックを外して願望を実現するというのは現在のコンフォートゾーンから抜け出すことを意味します。
「どうしても叶えたいことがあるのになかなか現状が変わらない」というとき、私たちはコンフォートゾーンの引力に絡めとられています。
あなたの願望が実現するのを妨げているコンフォートゾーンについて、またそのコンフォートゾーンを変える方法を見ていきましょう。
Contents
コンフォートゾーンとは?
潜在意識のぬるま湯
コンフォートゾーンとはその名の通り「快適な領域」のことです。
しかしこの場合の「快適」というのはけっして心地よい状態という意味ではありません。
たいていの場合コンフォートゾーンは「変えたいのに変えられない」状態、つまり抜け出したいのに抜け出せない思考や行動のパターンに設定されています。
例えるならお風呂のぬるま湯のようなものです。
もう冷えてきて心地よくはないのにお風呂から出ることができない、しかし追い炊きすることもできない。
それが多くの場合、最初から設定されているコンフォートゾーンです。
そしてコンフォートゾーンをずらすというのは、温度が違う別の湯船に入るのと同じことです。最初は熱く感じても慣れればそちらのほうが心地よくなってくるでしょう。
古いパターン
最初から設定されているコンフォートゾーンは「古いパターン」とも言えます。
これまでの経験、刷り込み、思い込み、親や教師の言葉、社会的な環境による洗脳で作られた思考や行動のパターンです。
人間関係や環境を変えたいと思っても変えられない場合、この古いパターンに縛られています。
原始的な本能
「変えたいのに変えられない」状態にとどまらせるコンフォートゾーン。なぜ私たち人間にはこのような機能があるのでしょうか?
コンフォートゾーンは非常に原始的な本能だと言えます。
「同じことを繰り返すのは安全」「新しいことは危険」だと本能には刻まれています。
動物は習慣をほとんど変えません。変えさせようとすれば恐怖を感じて暴れます。
私たちの潜在意識もそれと似たような部分があります。古いパターンを変えようとすると不安になったり緊張したりするのはこのためです。
引き寄せを発動させるにはコンフォートゾーンをずらす必要がある
引き寄せを発動させるにはコンフォートゾーンをずらす必要があります。
その理由は以下の3つです。
- あなたにとっての「当たり前」を変える
- 古いパターンを変える
- インスピレーションを引き出す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「当たり前」を変える
潜在意識が「当たり前」と感じている状態が私たちの現状をつくっています。
当たり前だと感じられる状態=現実 です。
思考は現実化すると言いますが、より正確に言えばその人が当たり前だと思える状態が現実化しています。
この当たり前だと感じられる状態がコンフォートゾーンです。
当たり前=コンフォートゾーンを変えれば現状が変わります。
いつも恋人がいるのが当たり前の人にはいつも恋人がいます。
お金があって当然という人はお金に困ることがありません。
夢が叶っている状態がコンフォートゾーンになれば現実もその通りになります。
理由1当たり前と思える状態=コンフォートゾーン=現実。
古いパターンを変える
コンフォートゾーンが変わると思考や言動が変わります。
無意識のうちに選択することが変わるのです。
考えることや使う言葉、選ぶものや行動が変わればその結果として生じる運命が変わります。
いままでできなかったことができるようになり、続かなかったことが無理なく続くようになります。古いパターンが変わるのです。
理由2コンフォートゾーン=古いパターンが変われば運命が変わる!
インスピレーションを引き出す
古いコンフォートゾーンから新しいコンフォートゾーンへと移動するとき、潜在意識から重大なインスピレーションを受けることになります。
いままで見えていなかったものが見えるようになり、理解できなかったことがとつぜん理解できるようになるのです。
あなたは現在のコンフォートゾーンと新しいコンフォートゾーンの間で引き寄せの法則を発動させるカギを発見することでしょう。
理由3コンフォートゾーンが変わるときインスピレーション=引き寄せのカギが見つかる。
コンフォートゾーンの変え方
次はコンフォートゾーンの変え方を見ていきましょう。
基本は目標を設定することです。目標設定の仕方にコンフォートゾーンをずらすコツがあります。
叶え方がわからない目標を設定する
「どうすれば実現できるかわからない目標」を設定しましょう。
現在の状況では何をすれば叶えられるのかわからない願望を目標にします。
叶え方がわからない目標はコンフォートゾーンの外側にある願望ということです。
反対に、どうすれば実現するかわかっている願望はコンフォートゾーンの内側にあります。
どうすれば叶うかわからない願望を目標にすると、潜在意識がその目標を実現する方法を検索しはじめます。
このときの無意識の働きによってコンフォートゾーンが変わるのです。
コツどうすれば叶うかわからない願望を目標に設定する。
どのように叶うかは考えない
どうすれば叶うのかわからないことを目標に設定したら、あとは潜在意識にまかせます。
その目標がどのように叶うかは考えないということです。
どのように実現するのかを考えてしまうとコンフォートゾーンの内側に引き戻されます。
叶った状態、結果だけを考えていると無意識の働きによって自動的に現在のコンフォートゾーンの外側に出られます。
コツ願望の叶え方や実現までのプロセスを考えない。
目標を他人に話さない
あなたの目標は絶対に秘密にしてください。誰にも話してはいけません。
目標を他人に話すとコンフォートゾーンを変えられなくなります。
なぜなら他人の存在こそあなたのコンフォートゾーンを低いレベルに固定する原因だからです。
コンフォートゾーンの外側にある目標や願望について他人に話すと必ず否定されることになります。
なぜならその願望は「どのように叶うかわからないこと」だからです。
「そんなのできるわけがないよ」
「無理に決まってる」
「悪いことは言わないからやめておきなよ」
「そんなことしないほうがいい」
「君のためを思って言うけど、その考え方は間違えだよ」
など否定的な言葉でコンフォートゾーンの内側に引き戻されてしまうでしょう。
これを回避するには、
1.徹底的に秘密主義をつらぬく。
2.自分がなりたい状態と同等かそれ以上のコンフォートゾーンを持つ人と関わるようにする。
この2つの対策が必要です。
注意本当に叶えたい願望は絶対に秘密にしておく。
まとめ
- コンフォートゾーンは潜在意識のぬるま湯。
- 「当たり前の状態」が変われば現状が変わる。
- 叶え方がわからない願望を目標に設定すればコンフォートゾーンをずらせる。