アファメーションとは 引き寄せの法則を発動させる言葉の魔力
アファメーションの基本的なやり方、引き寄せに効く理由、コツをご紹介します。
収入をアップしたり、恋人をつくったり、夢の実現を叶える上でとても効果的なテクニックです。
潜在意識を書きかえる方法としてアファメーションほど有効なメソッドはありません。セルフイメージを高める効果も非常に強力です。
Contents
アファメーションとは?
アファメーションとは肯定的な断言のことです。
あなたの望む現実、理想の自分、欲しいもの、叶えたいことなどがすでに叶った状態を言葉にして声に出すことでその実現を引き寄せます。
アファメーションのやり方
1.あなたの理想が実現した状態を現在形、あるいは現在完了形の短い文にします。
(例:「年収1000万円稼いでいる」「私は健康だ」「理想的なパートナーと結婚している」「愛情に満ちている」「○○になっている」など)
2.その短い文章を声に出して言いましょう。
3.1日何度かおこないます。
効果的なアファメーション文の作り方
- なるべく短い文章を作りましょう。主語は省いても大丈夫です。
- 数字を入れると効果的です。金額、年齢、日付けなど。
- 必ず肯定形で作ります。否定形で作るとその否定したいことが実現してしまいます。
- 願望がすでに実現している状態を言葉にしましょう。まだ実現していない状態(「~したい」「~がほしい」)という願望そのものを口に出すと逆効果です。
簡単な肯定文の作り方
ネガティブ思考を反転させると簡単に肯定形のアファメーション文を作ることができます。
ポジティブ思考が苦手な方はこの方法で作ってみましょう。
例:
「私には~なんてできない」 → 「私は~している」
「私には魅力がない」 → 「私は魅力あふれる人間だ」
「どうせ~になる」 → 「~になる」「~で成功している」
変えたいことややめたいことがある場合もやはり否定を肯定に置き換えることで効果的な宣言文になります。
例:
「嫌な人に消えてほしい」 → 「好きな人に囲まれている」
「貧困から抜け出したい」 → 「経済的自由人になっている」
「独り身はイヤ」 → 「パートナーと一緒にいる」
アファメーションが引き寄せを加速させる2つの理由
アファメーションが引き寄せの法則を加速させる理由は主に2つあります。
1.潜在意識を書き換えることができる
2.セルフイメージを高めることができる
この2つの理由によって引き寄せがうまくいくようになります。
あなたの潜在意識はあなたが口にする言葉をすべて事実として受け取っています。そしてその“事実”に合わせた現実を引き寄せるために働きます。
必ず肯定形で言うのはこのためです。
またアファメーションはセルフイメージの向上に非常に役立ちます。思い込みを変える効果があるからです。
セルフイメージが低い状態というのは自分自身に対するネガティブな思い込みをもっている状態です。
アファメーションはポジティブな自己像を潜在意識に刷り込みます。思い込みを変える力があるのです。
セルフイメージが高いほど実現できる願望の大きさ、量、質が高まります。引き寄せたものを受け取れる許容量が上がるというわけです。
こんな人こそアファメーションの効果を実感できる!
アファメーションはポジティブな自己評価を強化します。
そのため自分に自信がない人、過去のトラウマに悩んでいる人、今までの人生で失敗が多かった人に特に効きます。
自分を変えたい人、人生を変えたいという人に有効なのです。
恋愛にも効きます。
モテるようになり、理想の恋人ができて、結婚を引き寄せることもできる自分になれます。
復縁もうまくいくようになるでしょう。
収入アップにも効きます。
よりよい条件の会社に転職したり、営業成績を上げたり、起業を成功させるのに役立ちます。
恋愛の充実度と年収はセルフイメージの高さに比例しますので、アファメーションで自己像を書き換えればいい変化を起こせるのです。
まとめ
- アファメーションは肯定的な断言。“すでに叶った状態”を声に出して引き寄せる方法。
- 「~になっている」「~している」「~だ」のように現在形・現在完了形で理想の状態を言葉にする。
- 潜在意識とセルフイメージが書き換えられて引き寄せが加速する!
アファメーションは声に出すべき?出さないとどうなる?
引き寄せ必須テクニックの一つ、アファメーション。
肯定的な言葉を口にすることで潜在意識の開発、セルフイメージの向上、モチベーションアップなどさまざまなメリットが得られます。
あなたはアファメーションをするとき声を出していますか?
意外と「効果があるのは知ってるけど、声には出していない」という方が多いです。
その理由はさまざま。
- めんどくさい。
- 恥ずかしい。
- なんだか馬鹿馬鹿しく思えてしまう。
- 秘密の願望なので他人に聞かれると困る。
- 部屋の壁が薄いので…。
- やってみたけど効果がなかった。
などの理由で、いつのまにかやめてしまう人が多いです。
それはとてももったいないです。
手に入るはずの利益を目前まで引き寄せておきながら、捨ててしまっているかもしれません。
アファメーションを声に出すと次のようなメリットがあります。
- 潜在意識に入りやすい。
- 思考をコントロールしやすくなる。
- やる気が出て来る。
- セルフイメージが上がる。
- 願望実現が早まる。
特に「引き寄せの法則を実践してるけど、前向きな気持ちやいい気分、いいイメージを維持するのが難しい」と感じている人には抜群の効果を発揮します。
反対に、声に出さない場合のデメリットはあるのでしょうか?
ストレスが多い環境にいたり、トラウマが多い人にとっては特に強力なデメリットがあります。
- 自己否定感が強くなる。
- 夢の実現を邪魔するドリームキラーを引き寄せてしまう。
- 引き寄せ発動に時間がかかるようになる。
- 現実化する願望が本当に引き寄せたいものとズレる。
など望ましくない影響があります。
ここまで分かればあとは実践のみ…しかし人間なかなか続かないものです。
この記事の後半で、簡単に続けられる工夫、効果が出やすい方法をいくつか紹介していますので、「そういえば最近、声に出してないな…」と気づいたときにぜひ試してみてください。
メリットとデメリットを理解するほど「効果がある」という確信が強まって続けやすくなりますので、まずは信念をより強めるために声を出すメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
声に出す効果・メリット
声に出すほうが潜在意識に入りやすい
アファメーションを声に出すと潜在意識にインプットしやすくなります。
心の中でつぶやく、頭の中で考えるだけだと意識の浅い部分で止まってしまいます。
「思考を一度、頭の外に出す」というのがポイントです。
声として出し、耳から入れることが大事なのです。
潜在意識=自己の意識を超えた思考です。
顕在意識=表面的な自分の考えです。
潜在意識には自他の区別がないという性質を利用します。
声に出された言葉は「客観的な事実」として脳に入ってくるのです。
あなたは自分の声によって“客観的に”自分自身を説得することができます。
脳は自分の「考え」をなかなか信じません。過去のデータ…記憶だけがその判断基準となっているからです。
一方で自分の「声」はいともたやすく信じてしまいます。みずから発する言葉は現在の状況を無視し、未来の現実まで変えてしまう力を持ちます。
声はコントロールできる意思
声に出す言葉は100%意思で選べます。
「声を出そう」とすれば必ず声を出せるでしょう。
(もし障害などある方がいたら「声に出す」を「紙に書く」に置き換えてください)
しかし思考は100%コントロールできるわけではありません。
同じことを考え続けるなどということは人間の脳にはできないのです。
どれだけ強い意志があっても、どれほど集中力を磨いてもそれは変わりません。
声に出された言葉は潜在意識に影響を与えます。
潜在意識は思考を選択させます。
口にする言葉は完全にコントロールできます。
声 → 潜在意識 → 思考。
音声として発するアファメーションによって思考がコントロールしやすくなるということです。
これによってポジティブな考え、願望実現のイメージ、いい気分に集中できる時間が増えます。
セルフイメージが高まる
声に出すアファメーション最大のメリットはセルフイメージが高まることです。
自己肯定感が高まると引き寄せの法則における「受け取り」がスムーズになります。
セルフイメージが低下する主な原因はネガティブなセルフトークです。
無意識のうちに頭の中で自分自身に投げかけている否定的な言葉が自己信頼を破壊します。
声に出された肯定的な言葉はネガティブなセルフトークを塗り替えるのです。
あなたには生まれながらに絶対的な価値があります。
本来、望みのままにあらゆる幸福を受け取る資格があります。
能力があり、才能があります。魅力、力、幸運があるのです。
過去がどうであれ、現在がどうであれ、その価値がゆらぐことは絶対にありません。
アファメーションはその事実に気づかせてくれます。
波長、言霊、呪文
ポジティブな言葉にはプラスの波長があります。
低い・暗い・不快な音 → 荒くて遅い振動
(「心地よい低い音」というものもある。それは高い音にも存在する心地よい周波数帯域をバランスよく含んでいる)
私たちは言葉が分からない外国人の話し声を聞いていてもどんな感情なのかだいたい分かります。
声のトーン、すなわち波長があるということです。
言葉の意味だけでなく、波長がプラスの影響を生み出します。
自分に対して、他人に対して、そして世界に対して波及する影響です。
これは「言霊」と言い換えることもできます。
声の持つ波長が宇宙空間を通じて世界を変えるのです。
呪文にも似ています。
呪文は特定の波長を韻文にしてリズミカルに繰り返すことで潜在意識を調整する技術です。
声に出さない場合のデメリット
いつのまにか否定されている
誰もが自分自身を否定するもう一人の自分を心の中に住まわせています。
コインの表と裏のように、ポジティブなあなたとネガティブなあなたが同時に存在しているのです。
アファメーションを声に出さずにいるとそのコインの裏側――ネガティブなあなたのほうに元気を与えてしまいます。
人間の脳は意識しなければ必ず否定的な方に傾くようにできています。
誰もが生まれながらにネガティブです。
さらに、生まれてから今に至るまでさまざまな否定的な思考や感情にさらされています。
親や教師の言葉、友達、まったくあなたとは関係がないはずのインターネットの中の意見に至るまで、世の中は否定的な声に満ちています。
そうした否定的な言葉はあなたの頭の中に無気力という名の木を植えつけ、絶望の根を潜在意識に張り巡らせます。
そして「憂鬱な現実」という名の果実を実らせるようになるのです。その実は甘く、毒があります。
この木を声に出すアファメーションで伐採してしまわなければ、いつの間にか自分で自分を否定するようになってしまうのです。
引き寄せるのに時間がかかる
声に出さずイメージ力だけで引き寄せの法則をおこなう場合、実現までに時間がかかるのが一般的です。
「でも、声に出してもなかなか叶わない」
そう思う方もいることでしょう。
しかし実現に時間がかかる願望の場合でさえ、声に出さないよりは出したほうが早く叶う可能性は高まるのです。
声に出さないことで損することはあっても、出して損することは何もありません。
望まない未来が引き寄せられてくる
声に出すと願望が明確になります。出さないと不明確になっていきます。
頭の中で考えるだけでも引き寄せることはできますが、その場合、望んでいない結果が実現する確率が高まってしまうのです。
願望の明確化ができなくなってしまうからです。
思考というのは自分で思っている以上に曖昧なものです。
私たちはいつも自分自身の脳にだまされています。
毎日、あなたの本当の望みを声に出して教えてあげなければ、心から実現したいはずの未来が知らぬまに形を変えてしまうのです。
「声に出す」を楽に習慣化する方法
シャワーを浴びながら言う
お風呂場でシャワーを浴びながらアファメーションしてみましょう。
水の音が声をかき消してくれるので多少大きな声を出しても大丈夫です。
バスルームは雑音や周囲の目から解放された、言わば潜在意識とつながるための空間です。
こうした場所ではアファメーションの効果も高まります。
鏡があれば自分に語りかけてみるのも効果的です。
裸の自分を説得しましょう。無防備な肉体に肯定的な言葉を浴びせかけるのです。
ちなみに、正統的なウィッチクラフト(魔女)の儀式では、全裸で呪文をとなえます。
それと似たシチュエーションだと思えば効果が高いというのも納得できるでしょう。
バスルームは「無限の叡知」の宝庫
引き寄せの効果は願望実現につながるアイデアとしてやって来る場合が多いです。
バスルームはそのアイデアが降りてきやすい場所です。
リラックスして入浴を楽しめば、あなたの夢を実現するためのひらめきが湯水のごとくあふれ出してくるはずです。
お風呂場には耐水のメモ帳を用意しておきましょう。
あなただけに分かる短い呪文をつくる
常に誰かと一緒にいるなど、自由に声が出せない環境にいる方もいることでしょう。
そういった場合、自分にだけ分かる短い呪文をつくり、簡略化したアファメーションとして活用しましょう。
「短い呪文」は「他人に聞かれても何のことだか分からないが、あなたにはそれが何のことか分かる」言葉です。
あなたの願望から連想ゲームのようにして心に響く短い言葉を作り出しましょう。
例
- 彼と復縁したい → その後同棲する → 二人で住むマンションを買う → 「マンション!」
- お金を引き寄せたい → 儲かったので投資をしている → 「株!」
- 健康になりたい → 健康になっている → 元気なのでやりたかったスポーツをやっている → 「テニス!」
- 夢が叶った → 「やったね!」
このように、その一言であなたにだけ分かる引き寄せのストーリーが頭に浮かぶような言葉を見つけ出し、簡略版アファメーションにします。
自分の声を録音して聞く
自分で喋った言葉を自分で聞く、というプロセスが重要です。
何度も声に出すのが一番ですが、録音した自分の声を聞く方法も効果があります。
声が出せない環境にいる方はぜひ活用してみてください。