潜在意識に悪影響。ニュースをなるべく見ない方法、情報との上手なつき合い方(繊細さん・HSP対応)
引き寄せのために高い波動を維持したい人、潜在意識をクリーンな状態にしておきたいと思っている人にとって無視できないのがテレビやネットのニュースの悪影響。
思考の力の大きさに気づいている人、霊感の強い人、スピリチュアリティの修行中の人はネガティブな情報に敏感ですのでニュースを見たくないと感じることが多いです。
しかし社会人としてニュースを見ないで暮らしていくことに不安をおぼえる人もいることでしょう。普通の生活をしていればまったく情報を遮断してしまうのは現実的ではありません。
過剰な情報の悪影響から潜在意識を守りつつニュースとうまくつき合っていく方法はあるのでしょうか? ニュースとの適切な距離感、テレビやネットのニュースをなるべく見ない方法について見ていきましょう。
Contents
ニュースとの健全なつき合いかた
次の3つの方法をテレビ・ネットのニュースを見る習慣と入れ替えると、適度に情報を取り入れながらもネガティブな情報の悪影響を最小限に抑えることができます。
ラジオを聞く
テレビやネットのニュースにかわる日常的な情報源として優秀なのがラジオです。
ラジオでニュースを聞くメリットは次のとおり。
- 最小限、必要最低限の情報を簡潔に伝えている
- テレビニュースやワイドショーのように同じ話題を繰り返さない
- ネットニュースに比べて正確。デマが少ない
- テレビ、ネットに比べて思想的な偏りや政治的な意図が少ない
- テレビやネットに比べて広告費が少ない⇒特定の企業や団体への忖度が少ない
- 映像がないので潜在意識にネガティブなイメージが刷り込まれにくい
- ラジオでニュースを読む人(キャスター、パーソナリティ、DJ)は声のトーンがおだやか・軽快で、テレビのアナウンサーに比べると負の波動をあまり発していない
テレビとネットでニュースを見るのをやめてラジオに置きかえるだけでメディアによるネガティブな影響がかなり減らせます。
ニュース雑誌に目を通す
日常生活をおくる分にはラジオから流れてくる情報だけで事足りますが、仕事柄もう少し詳しくニュースを知っておかなければならないという場合はニュース雑誌がおすすめです。
テレビ、ネット、新聞のかわりに週1回~月1回ほどのペースでニュース雑誌をチェックします。
潜在意識は繰り返される入力で刷り込まれやすいので、毎日ニュースを見るのをやめて週1回のチェックにすると悪影響を軽減できます。
毎日ニュースを見ることに慣れていると「週1回では情報が遅すぎるのでは?」と思えるかもしれませんが、やってみるとそうでもないことがわかります。テレビや新聞では毎日同じようなニュースを延々と繰り返しているだけなのです。
まとめてニュースを読む習慣は、社会の大きな流れを読む大局的な視点を養ってくれます。
雑誌にもよりますが、一流誌を選べば新聞よりも偏向報道が少ないので思想的に悪い影響を受けることもありません。
世界で発行されている雑誌なら国際ニュースにも詳しくなれます。
むしろ社会人の情報収集にこそ、毎日ニュースを見るよりも週1回の雑誌チェックが効くのです。
誌によっては戦争や環境破壊など心が痛むような話題を写真つきで詳しく扱っていますが、もし心がそういったものを受けつけないなら読み飛ばすことができます。
歴史を学ぶ
一般的にニュースを見る目的は「今、何が起きているのか」「これから何が起きそうか」を知ることかと思います。
この2つが目的だとしたら、ニュースを見るよりも歴史を学ぶほうが得られる効果は大きいです。
今起きていることは過去にもあったこと、これから起きることも過去にあったことです。
毎日ニュースを見るのをやめて空いた時間に歴史書をひもとく。そうすればニュースを見るよりも現在、そして未来について知ることができます。
「ニュースを見ないと不安、だけど見るともっと不安になる」そんな人におすすめのなのが、ニュースのかわりに歴史の勉強をすることです。
以上3つの情報とのつき合いかたを新たな習慣にすると、ニュースの悪影響を避けながら的確に情報収集ができます。
すべての情報を遮断して暮らしてみるのも精神修養のためには効果的ですが、現実的にバランスがとれたライフスタイルをつくることも大事です。
健全な心と澄んだ潜在意識のために、あなたにとって心地よいと感じられるニュースとのほどよい距離感を見つけましょう。
ニュースを見ることに関する悩み
上の3つのニュースとのつき合い方を基本に、ニュースを見ることに関するよくある悩みとその対処法について考えてみましょう。
ニュースを見なくても本当に大丈夫? 見ないことのデメリットはある?
テレビやネットのニュースを見ないとなると、最初は多くの人が「本当に見なくても大丈夫かな?」と思います。何か見逃してしまうことでデメリットがあるのではないかと不安になるのです。
しかし、心配はありません。むしろ見ないことで不安が解消します。
ニュースを見ないと不安になるのは、
ニュースを見る → 不安になる → 不安だからニュースを見る
…というループにはまってしまっていることが原因。見るのをやめれば、見なくてもよくなるのです。
しばらく見るのをやめてみると見なくてもまったく困らないことに気づけます。
話題についていけなくなる問題
「ニュースを見ないと話題についていけなくなる」と心配している人もいるかもしれません。
この点に関しては、そもそもワイドショー的な話題しかもたない人と関わることが自分にとってプラスになっているのかを考えたほうがいいでしょう。
野次馬的な興味や芸能人のゴシップについて語るだけの人間関係ごと、ニュースを見る習慣を捨ててしまうのもありです。
そうはいっても簡単には切れない人間関係もあります。
そんな場合は徹底して聞き手になるのが上手な立ち回りです。
「知らないので教えてください」「色々知っててすごいですね」と褒めながら話を聞いてあげましょう。
感染症や災害に関する情報が得られなくなる不安
ニュースを見ないことで災害や感染症などリスクに関する情報が得られなくなるのではないかという不安もあるでしょう。
この点についてはテレビやニュースサイトを見るかわりにラジオを聞く習慣をもてば解決します。
何か気になることがあったとき、テレビをつけたりSNSをみるかわりにラジオをつければ必要最低限かつ的確な情報が得られます。
スマホアプリのradikoを入れておくのもいいですが、おすすめは小型の携帯ラジオ。これがあるとネットがつながらなくなったときも安心ですし、スマホ依存防止効果もあります。
ネットニュースを見たくないのに見てしまう。見るのをやめるには?
ネットニュースに関しては、もはや自分でも見たくないのに見るのがやめられないという人が増えています。
これは一見ニュースに依存しているようで、実際には情報中毒、スマホ依存です。
ニュースの内容そのもよりも頻繁に更新される情報そのものに依存性があります。さらにその中毒性を高めているのが映像(動画・画像)による刺激です。映像による刺激を受けなければ依存性は軽減されます。
すでに依存している場合、いきなりニュースチェックをやめると禁断症状が出る場合があります。
その場合、スマホをグレースケール(白黒)表示に設定して使うと無理なく依存度を下げられます。カラーよりもグレースケールのほうが刺激が少なく、依存しにくいのです。
参考スマートフォンへの依存を防ぐには、「グレースケール設定」が効果的? - WIRED.jp
家族がずっとテレビをつけっぱなし。見たくないのに…
テレビのニュースを避けたいのに家族がテレビをずっとつけっぱなしにしていて困る…これに悩んでいる人は案外多いです。
そしてこれは解決がむずかしい問題でもあります。
考えられる対処法を3つあげておきましょう。
1.生活リズムをずらす
食事中に暗いニュースを見たくない場合、テレビをつけっぱなしにする家族と生活リズムをずらすという方法があります。
早起きして朝食を先にすませてしまう、早寝するために夕食を先にすませてしまうなど。
家族とのコミュニケーションの問題にもなってきますので、「もう一生に一緒にごはんは食べない!」などと決めてしまわずに、合わせられるときは合わせる、ときどき自分を逃がしてあげる日をつくる、といった具合に柔軟性を失わないようにしましょう。柔軟性を失わないことが気持ちいい暮らしかたを見つけるコツです。
2.音を消すか小さくしてもらう
頼んでテレビのつけっぱなしをやめてもらえるようならいいのですが、そうはいかないケースが多いと思います。お願いしてやめてもらえるようならそもそも悩んでいませんよね。
そんな場合は譲歩して音量を下げてもらうようお願いしてみましょう。
テレビのニュースはかなり暗い声のトーンで読み上げられます。音声の陰気さがひどい。音量が下がるだけでもだいぶ悪影響がましになるはずです。
お願いしても無理なら耳栓を。
3.BS・CSの番組を見てもらう
テレビをつけっぱなしにする人はなぜテレビをつけっぱなしにするのでしょう? 「なんとなくさみしいから」というのが大方の理由です。内容は何でもよく、とりあえず映像と音声が流れていればそれでいいわけです。
そこで、地上波のかわりにBS・CSをつけておくようにします。
BS・CSは地上波にくらべて品のある番組が多く、比較的静かです。地上波のニュースやバラエティ番組が耐えられないという人でも、BSでやっているような趣味のいい旅行番組や自然映像なら許容できるのではないでしょうか。
テレビをつけっぱなしにする家族がBS派になってくれれば、つけっぱなしにされるストレスが半減すると思います。
同じ理由でAmazonプライムやNetflixといった動画配信サービスをテレビでいつでも視聴できるようにしておいたらどうかと思いつく人もいるかもしれませんが、これは効果が薄いはず。テレビをつけっぱなしにする人が求めているのはあくまでもだらだらと垂れ流しにすること。その点でBSが有効なのです。
ニュースとのつき合いかたが適切になると潜在意識はクリーンに、波動は高く澄んできます。ニュースの悪影響をなるべく避けて、心を整え魂を磨いていきましょう。
ニュースにかぎらずあらゆる情報が氾濫している時代、夢を叶えていけるのは情報との向き合いかたが上手な人です。