ネガティブ思考をなおすには
ネガティブに考えるくせをなおしてポジティブ思考になりたい場合はどうしたらいいのでしょうか?
ポジティブさは開運、願望実現のためにもかかせません。
しかし「ポジティブ」という言葉は誤解されていることが多い。
ポジティブの本当の意味がわかれば自然と前向きな考え方ができるようになります。
ポジティブ=明るいではないと気づく
いちばん大事なのはポジティブ=明るい性格ではないと気づくことです。
ポジティブとは建設的思考、自発的行動ができること。性格や態度の明るさは関係ないのです。
ポジティブ=ハイテンションだと考えるのもよくある誤解です。
気分を上げてハイになってもポジティブとはいえないのです。
ポジティブを目指して、さわがしくて軽薄なだけの人になってしまっている人は少なくありません。
まずは明るい・暗いとポジティブ・ネガティブを切り離して考えましょう。
この点に気づかずに明るくてハイテンションな人になろうとすると本当の意味でポジティブにはなれません。
無理やり感情をつくるのをやめる
ポジティブ=明るくてハイテンションではないと気づいたら、無理やり明るい性格になろうとしたり、テンションを上げる意味はないのだと気づけます。
無理やり感情をつくって演技するのをやめる。まずはそこからです。
ポジティブになるために大声で話したり、無理に笑ったりする必要はないのです。
そうしたら次は、本当の意味でポジティブな人の思考・行動の習慣を取り入れていきます。
本当のポジティブは建設的・自発的。
建設的・自発的とは、いま自分にできることに集中する生き方です。
どんなときでもそのときどき、自分にできることを考える。そして目の前のことをやっていく。それが前向きさです。
地に足をつけると前向きになれる
いま自分にできることに集中するのは、地に足をつけるということです。
地道に目の前のことに向き合っていると、ある種の朗らかさが心にやどります。その心からわいてくる朗らかさが本来の意味での明るさでしょう。パーティーのようにさわぐことと人格的な明るさは違うのです。
できることをやろうと考えると、肩の荷は重くても心が軽くなってきます。実際になにかやり始めると気持ちも晴れてきます。そのような心の軽やかさ、清々しさを実感している人が、ポジティブな人です。
いまできることはなにか。
常にこう考えていれば本当の意味でポジティブな人になれます。