20代のための引き寄せの法則
2016/08/30
20代は学びの期間。経験を積む時期。
現代は仕事も家庭も複雑になっているので、20代は経験を通して学ぶ期間という意味合いがより強くなっている。
では、20代で何を学ぶべきか?
思考の力の使い方――引き寄せの法則だ。
やりたいことがある。
なりたい自分がいる。
引き寄せの法則で、願望実現・自己実現しよう。
思考が行動になり、行動が現実になる。
やみくもに夢を追っても、夢は叶わない。
がむしゃらに働いても、目標は達成できない。
思考の力が正しく使えていなければ、願望は実現しない。
多くの20代の若者が、思考が現実に及ぼす影響を知らずに「こんなはずじゃなかった」30代になってしまう。
多くの20代の若者の努力や苦労が報われないのはなぜなのか?
思考のエネルギーを正しく方向づけできていいないためだ。
そうとは知らずに、運や時代のせいにしてしまう人が大勢いる。
あなたが20代のうちに思考の力の使い方を学ぶメリットは大きい。
10年後に振り返ったとき、「あのときに知っておいて良かった」と心から思うはずだ。
まずは引き寄せの法則とはなにか、3つの視点でまとめてみよう。
20代の悩みの筆頭は、なんといっても恋愛。
20代前半では「リア充」できるかどうか、後半では結婚できるかどうかで悩む。
特定の恋人がいる人も、いない人も、恋愛の悩みは尽きないだろう。
いい出会いを創造するのは引き寄せの法則が得意とするところ。
まずはその力を恋愛に活かしてみよう。
恋愛の次に20代の男女を悩ませるのは、就活の問題だろうか。
新卒での就活はもちろん、3年以内離職率が6割を超える現代では、20代通して就職活動は悩みの種となる。
小手先の面接対策よりも大事なことは、面接通過を引き寄せる思考の力の使い方を知っておくこと。
仕事だけでなく、実現したい夢がある20代も多いだろう。
もちろん会社組織の中で実現したい夢もあると思うし、アート系の夢もあれば、趣味や恋人とのプライベートな夢もあるはずだ。
どんな夢であれ、メンター(人生の師)的存在がいれば、一人であれこれ悩みながらやるよりもずっと早く目標が達成できる場合が多い。
若くして成功している人には、たいてい決まってメンター的存在がいるもの。
どうしたら人生を導いてくれる人と出会えるのか?
出会いのことなら、引き寄せの法則の出番だ。
望む出会いを引き寄せられることが分かってきたら、20代で付き合う人間を選ぶことの大切さも知っておきたい。
付き合う人間は、よく、よく選ぶこと。
どんな人間と接しているかで、あなたがどんな人間になるかが決まる。
人を見抜くには、その人の周りの人を見れば分かると言うが、それは本当だ。
特に20代の場合、キャリア、夢の実現、収入、結婚、人間的成長・成熟などすべての人生の要素に、だれと付き合うかが影響してくる。
20代で付き合う人間を選ぶことはつまり、自分の人生を選ぶことだと言っても過言ではない。
なるべくプラスのオーラを持っている人と接したい。
20代くらいだと、どういう人間と普段かかわっているかによって、2、3年後には別人に、別世界の住人になっている……というくらいの差がつく。
はっきり言って、20代でするべきことで一番大事なことは、付き合う人間を選ぶことより他にない。
良い出会いが欲しければ、引き寄せの法則におまかせだ。
もちろん、自分との付き合い方も大事だ。
自分をいかに信じてあげられるかが、恋愛にも、目標達成にも、すべてに影響してくる。
しかし20代くらいだと、ただの自意識過剰と本物の自信との違いが自分ではなかなか分からないもの。
自意識過剰なだけなのに自信があると思い込んでいるのは間違い。
自意識過剰なのではないかと思い、自分を信じないのも間違い。
ではどうしたら?
正しい確信の仕方を学ぶこと。
自分の未来を信じているかどうかで行動が変わる 信じる力のメカニズム
20代の時間は本当に貴重だ。
あまりにも貴重で価値があるため、それを奪おうとする誘惑も多い。
現代には誘惑が多すぎる。
ただでさえ足りない時間が、あらゆる誘惑によって奪い取られていく。
忙しい忙しいと感じていたのに、気づいたら何も達成できていない……。
引き寄せの法則を知らずに過ごした多くの20代の人が、その貴重すぎる時間の経過後にそう思う。
スマホ、テレビ、ネット、ゲーム、パチンコ、不健全な異性交遊……あなたの貴重な20代の時間を奪う誘惑は山ほどある。
ある調査によると、2015年のスマホ平均利用時間は1日3時間という人が過半数。
あなたはどうだろう? スマホの使用時間を計ってみたことは?
1日3時間スマホを使うということは?
1年で1095時間。
45日と約半日。
そこから睡眠時間などを引けば、1年のうちまるまる3ヶ月弱はスマホしかやっていない計算になる。
これではいけない。
10年後、「私はいままで何を……」と頭を抱える前に習慣を変えよう。
やりたいことは色々あるが、時間もなければお金もない。
そんな20代の若者が増えている。
若者の草食化だの、消費が減ったのは若者の意欲が低いからだのという評もあるが、はっきり言って時間とお金が足りない、ただそれだけの理由だろう。
就職難。給料は上がらない。
やりたいことはあるけれど、お金はない。
ではどうしたらいいか?
お金を引き寄せる方法を知ろう。
ここまで恋愛、就職、人間関係、お金と、20代の悩みの解決方法を見てきたが、なによりも大事なのはとにかくやってみること。
経験のため、勉強のためと思って、とにかくやってみる。
20代のうちに何回失敗できたか。
何回、上手に転ぶことができたか。
それであなたの将来が決まる。
ただ失敗して傷を増やすのは間違い。
傷つかないために挑戦しないのも間違い。
大事なのは、「成功のための失敗」をいかに重ねるか。
引き寄せ思考で1ヶ月だけがんばってみる―諦めてしまいそうな人へ
ある哲学者は、"自分の今の年齢が自分で分かるようになるのに10年ほどかかる"と言った。
20代のあなたが今、自分の年齢を知り、その若い自分自身の可能性に気づき、不変の願望実現法を学び、幸せになってくれることを願う。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
――マザー・テレサ