起業を成功させるための引き寄せの法則

2017/05/19

entrepreneur

起業家のための引き寄せの法則

 まず、起業家として成功しているところをイメージする。
 起業したあなたのビジネスが軌道に乗り、それが当たり前になり、日々の仕事を楽しんでいる姿を思い描く。
 その想像は、できる限り詳しく、具体的に、細部まで思い描く。石を少しずつノミで削り彫刻を形にしていくように、想像力のノミによってあなたの願望が現実と感じられる形になるまで削り込もう。
 詳細なイメージングによって起業の成功が現実のものに感じられるようになる頃には、潜在意識にそのイメージが刷り込まれている。
 するとどうなるか。潜在意識は擦り込まれたイメージを現実にするために、あなたが知るべきことを伝えてくるようになる。決めるべきこと、するべきことを明確にしてくれる。
 その内なる声に従って行動していけば、想像上に作り上げた成功という名の彫刻を現実世界に展示することができるようになる。

 起業家ならではの迷いも、潜在意識が正解を明らかにしてくれるようになる。
 「このまま続けるかどうか」「起業するかどうか」……このような判断も、明確な希望とイメージを潜在意識に送り続けると、ふと答えが思いつくようになってくる。
 あなたのビジネスが成功した状態を思い描き、一瞬だけ悩みを手放してみる。その瞬間に、はじけるように進むべき道や問題の解決方法が浮かんでくることが多い。

 引き寄せの法則を起業に活用すれば、起業家特有の不安を取り除いてくれる効果も期待できる。
 起業にはとにかく不安が多い。事業主になるのは、人生という大海原を小舟で航行するような、頼るもののない心細さがあるものだ。
 だが、「これで大丈夫だろうか?」とびくびくしながら迷いを抱えたまま仕事をするより、「大丈夫だ。上手くいく」と思って日々の作業に打ち込むほうが、当然成功の確率は高くなる。
 明らかな不安の原因があっても、仕事の効率を上げるためにあえて不安を放っておくというのは、愚者に見せかけた賢者の思考だ。
 考えるべき問題については考える。反省すべきことは反省する。対処できることには対処すればいい。
 しかし、今そこにない不安まで作り出すのが人間の脳の仕組みだということを知っておこう。
 そして実体のない不安でも、意識を集中すると膨張して、思考の力によって実体をあたえてしまうことになる。
 いい未来を思い描く。今やるべきことをやる。そして結果は信じて待つ――そういう習慣を身につけたい。

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起業家の自信と周りの視線

 周囲の人間にあたえられる影響に気をつけよう。
 起業してビジネスをしていくと決めたなら、ネガティブな人間との付き合いはほどほどにしたい。
 できるならすでに成功している人と会って話を聞く機会を持とう。
 これには『メンターを引き寄せる法』が活用できる。
 あなたのビジネスに対する周囲のネガティブな言葉にはどう対処すべきか……より強く、成功しているところをイメージするようにするといい。「上手くいってよかった」と感じている自分を想像してみよう。
 未来で上手くいっている自分に想像上で会おう。そうすれば、今何を言われてもそれほど気にならなくなる。
 あなたは、すでに上手くいくことを「知っている」からだ。

 自営業やフリーランス的な起業の場合、軌道に乗るまでのあいだ――まだ仕事が十分にないようなときは、「自分は無職に近いのでは……」と周囲の目が気になることもあるだろう。
 業種によっては何かうさんくさいことをしているような気分になったり、堅気ではないような気がしてくるような日もあることだろう。
 イメージングによって「成功している起業家」という自己暗示をおこなうことで、社会人としての自己肯定感の欠如は解消される。
 ポイントは、業績が安定する前から「成功している自分」になることだ。
 あなたの起業家としてのアイデンティティが強固になるほど、周りのあなたを見る目も変わってくる。あなたが自分をどう見なすかによって、あなたが見る世界が変わる。
 イメージングに加え、スーツは少し奮発してみるなど、成功者らしく身だしなみを整えるのも効果的だ。自分自身の中に、また周囲の人の中に、あなたは成功している起業家なのだという認識――思考を生み出すことができる。そして認識されたものは形に、思考されたものは現実になる力を得る。

 あなた自身が、自分の望む結果を「知っている」ということが何より重要だ。そこからすべてが始まるし、あなたが確信している未来が、現在のあなたを守ってくれる。
 望みを明確にするためには、『引き寄せるためには書くこと』を実践していこう。
 すでに手帳などで計画や予定を管理している人は多いと思うし、GTDやマインドマップなどのツールを使っている人もいると思うが、「書く力」の引き寄せ力についてはいくら強調しても足りない。

起業家の品格

 あなたの事業が成功するのは当たり前だとして、成功した後のことを考えておくことは成功を目指す以上に重要だ。
 儲けたお金で何をするのか。手に入れた地位でどう振る舞うのか。
 自分の夢を実現した人は、やはり社会奉仕や、他人の幸せを願うことにエネルギーが向かっていく。
 「なんとか事業を軌道に乗せたい」と思っているときは自分の望みを叶えることが強い希望となっているが、もうその願望が叶ってしまったとき、その情熱はどこへ向かうのか。
 従業員の幸せ、客の幸せ、世界を良くすること、配偶者を喜ばせること――そういうものに気持ちが向いてくるものだ。
 だから、先にそういう部分を考えておけば、成功する前から成功している人のレベルで物事を考えられるようになる。
 ビジネスを成長させて、『お金持ちになったあとどうするか』について考えてみることで、あなたの事業という舟の帆に成功の風を送ることができる。

 そして結局、あなたが他人にあたえたものがお金として返ってくる。どういう巡りあわせであれ、それは不変の経済学だ。
 勇気を出して「あたえる側」にまわることで「もらう側」にもなれる。
 「十分な収入が得られるようになってから……」と思っていたら、いつまでたっても十分にもらうことはできないかもしれない。
 感謝できる人、感謝できる部分を常にさがしておくのもいい。
 起業というのは、どうしても消耗戦になる時期がある。無茶をしたり、無気力や無力感と向き合い黙々と仕事をする時期がかならずある。
 こういった消耗戦に臨むときは、何かに感謝する気持ちを呼び起こすと、自分の内面に動機を求める以上にエネルギーを得ることができる。

 “企業”家と違い、起業家は個人のパーソナリティにビジネスがつながっている部分が多い。だから、人格的に問題があればかならず転ぶ。
 大企業の経営者も人格者が成功するものだが、小さな組織になればなるほどトップの人格がビジネスを動かす部分が多くなる。
 なぜかというと、大きな会社では下にトップの人格をおぎなってくれる人たちが大勢いるからだ。あの有名なトリックアートのように、たくさんの人間が1つの顔を作っているわけだ。従業員が少ないと、トップの顔がそのまま会社の顔になる。
 ゆえに総合的に人間力、いわば徳性を高めていくことがビジネスの成功につながってくる。
 これは間接的なことに思えるかもしれない。しかし小さな会社ほど、直接の利益につながる部分が大きくなる。
 毎日、人格を磨くための時間を作ろう。本を読んだり、セミナーに参加するなど、何か人間として向上するための勉強をしよう。
 そして、家族や社員と和やかに過ごす時間を持とう。
 「そういうことは金銭的に余裕ができてから……」と思っていれば、人徳が引き寄せてくれるお金を門前払いしてしまう。余裕がないうちから思考の力によって余裕を生み出し、自分の精神に投資しよう。やがて結果はついてくる。

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