依存症から脱出するためのイメージング法 3つのステップ+1

2017/05/19

dependence 
依存症から脱却するためにイメージングの力を活用する方法。

 1.やめられた状態をイメージすることで依存脱却のメリットを明確化
 2.潜在意識を塗り替えて意志よりも強力な無意識の欲求を抑える
 3.依存物の代替物を引き寄せることで依存の原因となった空虚感を埋める

 この3ステップに加え、依存を断ち切ることに“失敗してしまった”ときにこそ効果を発揮する新しい自分の創造法を見ていこう。

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イメージングで依存克服のメリットを最大化する

 あなたがやめたいことは何だろう。それがやめられたら、どんな毎日が待っているだろうか?
 依存を克服した自分を想像しよう。自分の欲求がコントロールできている、理想的な生活を思い描こう。
 依存症脱却のためのイメージングの目的は、依存を克服することのメリットを徹底的に明確にすることだ。
 
 やめたいと思っていることをやめられた自分をイメージし続けることで、その心地よさを脳に覚えさせることが目的だ。
 イメージするときは、快感を得なければならない。
 依存物から離れられる自由を、脳が気持ちよくなるほど鮮明に思い描こう。
 どれだけ表面的に「やめたい」と思ったところで、脳は依存物によって得られる快感が、健全な目標達成よりも強いことを知っている。この快感の強度を逆転させるには、繰り返し依存脱却後の生活をイメージし、それによって得られる心地よさを拡大していく必要がある。

 イメージの中でセルフコントロールを得た世界を存分に楽しもう。どんな良いことが待っているのか期待感でワクワクしてくるほどに。大きく強くイメージしよう。
 そして、イメージは大きく、目標は小さく。目標を大きくしてしまうと、イメージとのギャップが大きくなり達成が難しくなる。達成できても、燃え尽きてリバウンドしてしまう。
 「想像した自分になること」を目標としないこと。「想像した自分に向かっている状態」を目標にしよう。
 そうすれば少しずつ改善していく。失敗しても後戻りせずにいられる。

無意識の欲求を抑えて禁断症状を乗り切る

 顕在意識、つまり意志力で表面的な行動を変えても、まだ潜在意識には欲求が噴き出さんばかりに渦巻いている。この無意識の欲求は意志より強い。強い意志を持つことよりも重要なのは、イメージングで潜在意識を塗り替えて、欲求の根を抜いてやることだ。
 依存を断つためのイメージングは、理想の自己像を思い描いてそれになろうと決意することが目的ではない。潜在意識にはたらきかけ、最小の意志力で半自動的に依存的な習慣を変えることが目的だ。

 決意は無意味だと知っておこう。
 夜に決意しても、朝には意思が変わっている。欲求を満たした直後に決意しても、またわいてくる。二日酔いのときにもう酒は飲まないと誓っても、絶対にまた飲む。
 それはあなたの意志が弱いからではない。人間は決意では変われないようにできているのだとあらかじめ知っておこう。もう自分を責めるのはやめよう。
 

一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。~地にかけて誓ってはならない。~エルサレムにかけて誓ってはならない。~また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。 ――マタイによる福音書 5:34~ (新共同訳)

 禁断症状の苦しみはいつまでも続くものではないことも知っておこう。“つらい瞬間がある”だけなのだと。
 いつか楽になると分かっていれば、今のつらさは耐えられるものだ。そのために、「楽になった」ときをイメージングすることで、今この瞬間を耐えればいいだけだと考えられるようになろう。

依存の原因となった空虚感を引き寄せで埋める

 あなたの依存物が満たしている本当のものはなんだろうか。
 アルコールや薬物依存の大きな原因は孤独だ。パチンコや性依存も満たされない孤独が原因の場合が多い。ネット依存やスマホ依存も、現実で満たされない何かを埋めるための慰めを求めさせられている状態だ。
 依存症の本当の原因である何かを埋めない限り、今依存しているものから離れてもまた別の依存物を見つけるだけだ。

 健全な代替物を探そう。依存脱却後の自分をイメージするときは、夢や目標を思い描こう。あなたが本当にしたいことや愛情を感じられる人間関係を引き寄せていくことで、人生を充実させながら依存対象を頭の中から押し出していこう。

 依存から脱した先に空虚感が待っていたら、また逆戻りだ。空虚感の原因を埋めながら依存を克服していけば、再発を効果的に防ぐだけでなく、生まれ変わった自分で充実した人生を生きることができるようになる。

失敗したときこそセルフコントロールを取り戻すチャンス

 ついやめたはずの習慣に手を出してしまった……そんなとき、“少しだけ”で踏みとどまれれば負けじゃない。
 たばこ、酒、過食……1つだめになると、すべて投げ出してやめたくなってしまうものだが、1本、1杯、1つで踏みとどまれたなら、全力で自分を褒めよう。一部失敗したが、全部失敗したわけではない。
 実際にやってみると分かるが、“少しだけ”で踏みとどまり、自分でブレーキを踏んでストップできると、すごく気分がよくなる。
 セルフコントロールできた爽快感が得られ、自尊心が高まり、脳は「やめられる」ことを憶えていく。やってしまった自己嫌悪の代わりに、踏みとどまれた気持ちよさを積み重ねよう。
 「踏みとどまる」ことを覚えれば、失敗するたびに自信をつけて、依存症脱却を進めていくことができる。
 この記事を読んでも、また失敗することがあると思う。それはもう最初から予定しておこう。けれど、失敗したとき、“少しだけ”で踏みとどまれるということも憶えておこう。

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