創造性を高めるための潜在意識活用法 アイデアが出ないあなたへ

2017/05/19

creativity

潜在意識にゴールをインプット

 まず、あなたがアイデアによって達成したい目標、得たい結果をゴールとしてイメージする。
 あなたがインスピレーションとしてアイデアを得た結果、どういったことが達成されるのか。その達成によって、誰が、どんな気持ちになるのか。アイデアによって何かを成し遂げたあなたは、どんな気分かを想像してみよう。
 そして、達成された結果をゴールとして、詳細に紙に書こう。

 自分の力で引き寄せようとすればするほど、新しいひらめきは来なくなる。
 顕在意識でなんとかしようと焦れば焦るほど、アイデアは出なくなる。
 それは、意識上の思考では脳の一部しか使っていないから。
 焦れば焦るほど脳のはたらく部分は少なくなり、視野は狭くなり、アイデアは出口を失い、脳の奥に詰まったままになってしまう。

 アイデアによって達成できる成果をイメージする効能は2つ。
 1つは、潜在意識に得たい結果をインプットすることで、アイデアを生み出すために必要な情報、材料が集まりやすくなること。
 もう1つは、成功を確信することで心に余裕が生まれ、焦りをなくし、脳のメモリを解放して、スムーズな思考のはたらきを取り戻すこと。

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潜在意識のナビにしたがって情報をインプット

 あなたが達成したいことを明確に紙に書き、達成できた状態をイメージして、成し遂げたときの気分を味わう――それを実現するためのアイデアはまだ思いつかなくても、“すでに達成したかのように”イメージする。
 すると、あなたの願望を実現するためのアイデアを生み出すのに必要な情報が集まってくるようになる。無意識のうちに重要な情報に注意が向き、目に、耳に、インスピレーションにつながる材料が飛び込んでくるようになる。
 つまり、アイデアのネタが引き寄せられてくる。

 あなたが出したいアイデアに似たようなもの、近いもの、あるいはまったく関係がないもの――気になったものを、思いつくままにインプットしていく。
 野菜をなべに放り込むようなものだ。玉ねぎとジャガイモとニンジンを炒めて、煮込む。それがカレーになるのかシチューになるのかは、まだ分からなくても大丈夫だ。

 見たこと、思いついたことを、なんでもいいので書きとめる。
 アイデアに直接むすびつかなそうなことでも、とにかく書きためておく。
 書きとめるとき、そのネタが実用できるかどうかで選定しないこと。
 役に立たなそうなこと、関係なさそうなことでも、とにかくなんでも書いておく。

そうしたら、休む。リフレッシュする

 潜在意識は、休んでいるとき、遊んでいるときに活動する。
 根を詰めてアイデアを出そうとすれば、アイデアを生み出してくれるはずの潜在意識のはたらきを弱めるのでかえって出てこなくなる。

 PCで作業しているとき、使っているソフト以外のアプリケーションを終了すると1つのソフトの動作が速くなるのと同じだ。
 Windowsはウィルススキャンや自動メンテナンスを、PCが使用されていない(アイドル状態)のときに行なわれるようにプログラムされているが、潜在意識のはたらきもこれと同じだ。

 独創的なアイデアを生み出そうとするなら、とにかく休むこと。止まること。いちど離れてみること。その問題を、忘れてしまうこと。

ポイントは、休む勇気を持つこと

 煮詰まっているときいかに休めるか。焦っているときいかに遊べるか。それが重要だ。
 そのためには、成功をイメージして、その成功を確信する訓練をすること。
 「必ずアイデアが出て上手くできる。ちゃんと締め切りに間に合う」という安心感をイメージと確信から得て、勇気をもって休む。遊ぶ。
 リラックスとリフレッシュがアイデアと集中力を生み出し、イメージを現実化する。

 追い詰められているときに休んだり遊んだりすることは、かなり勇気がいることだ。
 適切な休養が仕事の効率を上げることを知っていても、やはり納期がせまれば遊んだり休むことは難しくなる。その結果、さらに煮詰まってアイデアが出ないという悪循環におちいる。

 だからこそ、『休む勇気』『遊ぶ勇気』を持てるかどうかが、クリエイティブな仕事で成功できるかどうかを分ける。平凡と非凡を分ける。
 引き寄せの法則では、成功を“すでに出来たかのように”確信し、想像の中でその達成感を味わう。イメージングによる確信によって休む勇気を、確信による先取りの達成感によって、遊ぶ勇気を得られるようにしよう。

アイデアが出やすくなる3大行為 入浴、睡眠、そして散歩

 入浴・シャワーは、浴室で感覚の一部が遮断されることによって意識のメモリが解放され、さらにマイナスイオンや温浴によってリラックスすることでアイデアが湧きやすくなる。
 温浴の場合、血行改善による脳の血流量増加も影響しているだろう。

 眠っている間は潜在意識が“起きている”状態なので、その間にこそアイデアを生み出す思考がなされている。
 睡眠中に記憶や思考が整理され、あなたがインプットしたゴールを実現するために必要なアイデアを練り上げてくれる。
 浅い眠りのときに潜在意識はよくはたらくので、煮詰まったときの軽い昼寝が効果的というわけだ。
 机に向かっていくら唸っても出てこなかった案が、ソファでごろ寝したら出て来たりするのはそのためだ。

 そして散歩は、まず景色によるリフレッシュ効果がある。有酸素運動による脳の血流改善、足の裏の刺激が脳を活性化するなど、科学的な根拠がある。
 しかし、なんといっても過去の賢人たちが散歩こそが創造性を高める最良の習慣だと知っていたことをわれわれは参考にすべきだろう。
 

無意識の思考にこそ最良のアイデアが宿る

 哲学者ショーペンハウアーもまた、独創的な思考は歩いているときにやってくるものであると言っている。
 ショーペンハウアーによるアイデアのひらめきについての優れた洞察を見てみよう。
 のちに現代のクリエイティビティ研究、脳科学で証明されることが、すでに200年前に書かれていることに驚くだろう。

どうも、われわれのあらゆる思考のうち半分は、意識なしにおこなわれている、という気がする。~何かある理論的な問題や実際的な案件に関する事実資料を見知っておくと、それをあらためて念頭においたことがなくても、二三日するとその結論が――すなわち、それがどういう事情を含んでいるか、それにどう対処したらよいかということが――まるでひとりでに思い当たって、はっきりと心に浮かんでくるということが、よくあるであろう。そのさい、その結論をひきだした手続きは、計算機の作動のように、私にはまったく気づかれずにいたのである。つまり、それは無意識の思案だったわけである。
 ~突然それが、誰かが私に耳打ちでもしてくれたかのように、思いつくということもある。
 実際、われわれの思想のうちで最良のもの、もっとも含蓄ゆたかな最深のものは、突然、インスピレーションのように、それもしばしば始めから重要な格言のような形で、われわれの意識にのぼってくるものなのである。それらが、長い無意識の省察と、細目は忘れられているがしばしば遙か以前にさかのぼる無数の着想の結果であることは、明らかである。 ――ショーペンハウエル 知性について 他四編 細谷貞雄訳(岩波文庫版)

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